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保健室経由、かねやま本館。 7

松素めぐり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065341360
ISBN 10 : 4065341361
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

――とうとう「かねやま新館」を選んだ子が!?  ドキドキの新展開!
第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』のシリーズ第7巻目!

●主な内容
一平には両親がいない。父親は幼少期に、母親はつい最近、一平を捨てた。
荒れた一平を救ったのは、先輩のテラジにすすめられてはじめたキックボクシングだった。
生まれ持つ「恵まれた」体格で努力を重ねる一平は無敵で、一気にプチ有名人になる。
しかし、有名になればなるほど、みんなからの応援を受ければ受けるほど、「失敗したらどうしよう」「負けたらどうしよう」と不安が心を占めていくようになり、とうとうかねやま本館に呼ばれる。

同じ時期にテラジ先輩もかねやま本館に呼ばれていることが発覚。
ひょんなことから、先輩の「本音」を知ってしまった一平はショックを受ける。

ふたりは華世子と名乗る美しい女性から、「かねやま新館」に来るよう誘われる。
テラジはかねやま新館に相当心が傾いているようで‥。

第7巻では、とうとう「かねやま新館」を選んだ子が!?
夢じゃなく現実だけど、期限や時間制限、規則がある「かねやま本館」。
なんの制限もなくいくらでも行けるけど、すべては幻の「かねやま新館」。
どっちも魅力的だし、どっちにも欠けている部分がある。
はたしてふたりは、どっちを選ぶ‥‥!?

「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。

〇こんな子にオススメ!
□ 夢中になれるものを見つけたい!
□ 自分には「才能」がないから、努力してもムダだと思う
□ 正直、家族を苦手に思うことがある
□ 「かねやま新館」が気になる
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 「かねやま本館」に呼ばれた子たちの「その後」を知りたい!

〇編集部に届く、みんなからのアツイ感想!
・僕はこの本をよんで元気づけられています!(12歳)
・この本はとてもおもしろくて大好きですべて見ました。これからも、もっとシリーズをかいてほしいです。(11歳)
・中学になったらかねやま本館があらわれてほしいです。(10歳)
・主人公のつらさに共感して泣いてしまいました。(11歳)
・この作品に出会えてよかった。(14歳)

【著者紹介】
松素めぐり : 1985年生まれ。東京都出身。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。『保健室経由、かねやま本館。』で第60回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同シリーズ1〜3巻で第50回児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • がらくたどん

    裏表紙!千葉&あっちゃんの紅白温度計?テレビ出てるの!すごいね〜。でも何?この部屋。どんよりグチャグチャ。表の携帯に映るニコニコ元気少年との対比が読む前から不穏。そんな7巻。もうプロローグから覚悟が必要。シリーズで読んできた読者はわかる。これはヤバいよ。親に捨てられヤサグレた中学生一平の転機は真面目で優しくてしっかり者の先輩が誘ってくれたキックボクシングだった。小柄な先輩は試合では苦戦しているけど凄いアドバイザーで一平はめきめき強くなる。王道胸アツ物語ぽかったのに。「みんなの勇気」みんなって、誰さ・・

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。シリーズ7。巻を重ねても、新たな展開を加え、飽きることなく読ませる工夫が素晴らしい。子どもたちの悩みもさまざまで、次はどういう悩みに、どんなアドバイスを送るのかと楽しみになる。今巻は、親に捨てられ、やけになっていた一平が主役。と言っても、彼はテラジ先輩のお蔭で、キックボクシングに出会い、立ち直った。が、そこにもまた新たな悩みが……。そして、テラジ先輩もまた……。華世子が微笑む不穏なプロローグに、先へ先へと読み進めたが……終わらない!? 今まで、1巻完結だったのに〜〜! 松素先生、早く8を〜!

  • あやっぴ

    かねやま新館のことを、漠然とただただ不気味な場所だと感じてたけど、今では恐怖に変わりました。かねやま本館でみんなが足湯に浸かりながら想いを一つにする様子にはじーんとしました。みんなからの力をもらった一平だけど、一平にも危険な目に遭ってもらいたくないよ。どうなるのだろう。続く最終巻が気になります。それにしても小夜子さんの言葉に、毎回ハッとさせられます。

  • anne@灯れ松明の火

    続編8巻を読む前に、再読して復習。うんうん、この気になるところで終わったんだったよ。一体、どういう解決をするんだろう。さあ、8巻へ!

  • やちゆう

    勝ち負けのある競技に身をやつしている人は大変だ。息子や今朝ネット記事で読んだ五輪メダリストの荒川静香さんや浅田真央さんを見ていても思う。ともすると勝たないと存在意義があやうくなる世界。そして恵まれている家庭と逃げたくなる家庭。子を持つ親としても胸をつかれた。初心を私も取り戻したい。そし  てまさかの次巻へ続くーー。

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