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これならわかる日本の領土紛争 国際法と現実政治から学ぶ

松竹伸幸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272211036
ISBN 10 : 427221103X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

4つの領土紛争のそれぞれの歴史的経緯と、国際法上の論争を平易な文章で解説。その上で、国際法による建前だけでは解決しない、様々な政治的背景や相手国の主張・国益をも視野に入れて、現実的な方途を探る。

【著者紹介】
松竹伸幸 : 日本平和学会会員、日本ジャーナリスト会議出版部会世話人、労働者教育協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ビシャカナ

    日本が抱える領土問題について断定的にならないように大局的な視点で慎重に論じた一冊。2011年出版だけあって内容も昨今の出来事も取り上げており新鮮さを感じる。領土問題の入門として読んだが、最適な入り口だったと思う。

  • takahide shioda

    竹島を筆頭に東シナ海/尖閣諸島/北方領土と日本の抱える領土問題を、単純に『日本が正しい!!』と言うのではなく国際法上、政治情勢上、歴史認識上どの様に考えて行けばいいのかを簡潔に纏めた良本。 感情的にならず実利を考えて、如何に中国/韓国/ロシアと向き合っていくか(相手が如何言う対応/反応をしようとも)如何に国際世論に働きかけて外交上マイナスにならない様に事態を前進させて行くかだよなぁ。 ナショナリズムを煽る訳でも無く、客観的に書かれている領土問題を取り扱う本は、珍しい。偏る事無く読めるのは良いね。

  • 北村 五朗

    竹島 @先占に関するこれまでの両者の主張には、決定的な正統性を持つものを見いだしがたい A実利から考えれば、1998年の日韓漁業協定を遵守させるべきだった 尖閣諸島 @1895(日本による先占)〜1970年代(海底資源の発見)まで中国は黙認 A下関条約とは無関係 Bサンフランシスコ講和条約とも無関係 北方領土 @日ソ共同宣言(1956)二島返還で合意 A日ソ共同声明(1991)&東京宣言(1993)四島の帰属問題として明記 Bイルクーツク声明(2001)「2+2」方式

  • ゆう

    領土問題がわかりやすく、かつ客観的に書かれている。また、その解決方法の示唆も現実的で納得できた。

  • 尾原道場

    竹島・尖閣・北方領土など双方の主張の根拠などが客観的に書かれていて、大変解りやすかったです。

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