Product Details
ISBN 10 : 458285835X
Content Description
トランプ大統領誕生で、基地問題に顕著に見られる「日米関係の不平等」は、どう変わるのか。同じ同盟国でありながら、ドイツやイタリア、フィリピンとも違う、日米の奇妙な関係を、外交、占領の歴史を手がかりに繙くとき、見えてきたのは、主体性を失い続ける「日本」の姿だった。自ら従属を深める日本。真の独立のために何が必要なのか。
目次 : 第1章 従属の現実―世界に例を見ない実態(裁判権があるのに「裁判をしない」不思議/ 日本全土がアメリカの訓練基地なのか/ ドイツは主権のために地位協定を改定した)/ 第2章 従属の原点―日本とドイツの占領の違い(占領期にアメリカの意図が貫かれたかどうか/ 対米自主性のある人物が支配層になったか/ 独立と同盟への過程でも違いが広がる)/ 第3章 従属の形成―「旧安保条約の時代」の意味(マッカーサーが与えた「エジプト型の独立」/ 建前としても平等を放棄した旧安保条約/ 世界史に前例のない裁判権の全面放棄)/ 第4章 従属の展開―新安保でも深化したワケ(自主性の回復が新安保条約の建前だったのに/ 積み重ねが従属を慣行にする/ 平和か戦争かの決定権がアメリカに)/ 第5章 従属の深層―独自戦略の欠落が背景に(鳩山政権の普天間問題での挫折が意味するもの/ 日本型核抑止力依存政策とその形成過程/ 対米従属から抜け出す防衛政策への道)
【著者紹介】
松竹伸幸 : 1955年生まれ。ジャーナリスト・編集者、日本平和学会会員、「自衛隊を活かす会」(代表・柳澤協二)事務局長。専門は外交・安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ミッキー・ダック
読了日:2018/10/09
樋口佳之
読了日:2017/01/21
skunk_c
読了日:2017/03/17
ひかりパパ
読了日:2017/01/24
Happy Like a Honeybee
読了日:2019/06/21
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

