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シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 文春新書

松竹伸幸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166613960
ISBN 10 : 4166613960
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみである。約半世紀にわたり、共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長を務めたこともある著者が、なぜ党首公選制を訴え、自ら立候補を宣言するのか?そこには、外からはなかなか見えてこない共産党の複雑な内情がある―。

目次 : 第1章 なぜ党員投票による党首選挙を求めるのか(政策その他で重要な違いがある/ 党首公選が共産党にとって必要な理由 ほか)/ 第2章 私には立候補する資格がある(共産党内の異論の存在を私は体現している/ 実践を通じて共産党と私の溝は埋まった!? ほか)/ 第3章 野党共闘を魅力化する安保・防衛政策へ(「核抑止抜きの専守防衛」を共産党の基本政策とする/ 野党共闘を魅力あるものとするために ほか)/ 第4章 国民との接点を広げるための三つの問題(「人間の顔をした資本主義」を提唱する/ 「左側の自民党」をめざすべきだ ほか)/ 終章 共産党の安保・自衛隊・憲法論を深掘りする(私の提案は綱領と大会決議の枠内である/ 私の提案は綱領の帝国主義規定の延長線上にある ほか)

【著者紹介】
松竹伸幸 : 1955年長崎県生まれ。一橋大学社会学部卒業。ジャーナリスト・編集者。かもがわ出版編集主幹、日本平和学会会員、「自衛隊を活かす会」(代表・柳澤協二)事務局長。専門は外交・安全保障(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由。松竹 伸幸先生の著書。日本の主要政党で党首公選が行われていないのは共産党と公明党のみ。党首公選が行われていないのは一長一短。党首公選が行われていないことが絶対悪ということではない。党首公選が行われていない政党の考え方に賛同できないならその政党とは距離を置けばいいだけだし距離を置くしかない。ヒラ党員が党首公選を求め立候補することで政党関係者が党首公選について立ち止まって考えるきっかけになるかもしれないけれど。

  • nishiyan

    長く共産党員として活動し、政策委員会では安保外交部長を務めたことがある著者による党首公選を求め、自ら立候補の意思を示した新書。著者のライフワークでもある安保政策に大きく紙面が割かれている点からもわかる通り、共産党が政権を担うにあたって解決しなければならないポイントだからだろう。著者が語る「自衛隊活用論」と「核抑止力抜きの専守防衛」は共産党のこれまでの考え方からするとぎりぎり妥協できる線なのではないかと思った。過去との整合性をどう取るのか、場合によっては党としての自己批判をせねばならなくなると思うのだが…。

  • 二人娘の父

    これは面白いです!この界隈では画期的な提言では。これは共産党指導部も黙殺できないだろうし、してはだめだろうと思います。憲法論はともかく、外交・防衛・軍事・大企業政策んついての意見はその通りだと。そもそも担ったことがない分野について政党として責任ある政策を提起するには、専門家の意見を取り入れるべきという提案は、いわゆるひざパーカッション乱打もの。当たり前すぎるのだが、これが当たり前ではないところが共産党である。ある意味これも「希望」の書である。

  • 忽那惟次郎8世

    話題の本である この本では松竹氏は共産党を良くしようと様々な提案をしている しかし結果 共産党の取った結果は松竹氏除名という対応であった 松竹氏を除名したことを批判した朝日、産経に対しては「乱暴な介入、干渉」と批判した。 この本を読んでまず 共産党という党が論理的に筋が通っていない政党であることがわかる まず中立自衛、憲法9条は制約としていた時代から 第20回党大会での9条堅持にどうして180度転換したのか 第22回党大会で自衛隊活用論を発表したのに 今日に至るまでなぜ その議論をせず国民に訴えないのか

  • どら猫さとっち

    共産党員だった著者が、その内実を明かしながら、どのようにアップデートするかを提言するための希望の書。と書いているが、ヒラ党員のこの提言が、どこまで通用するかは疑問だ。ある人は正論、ある人はぼやきに聞こえるし、同感と違和感が同居する考えに、読む最中に何度も苛まれる。今言えることは、共産党をアップデートし、風通し良い政党を望みたいというくらいだろうか。

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