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ISBN 10 : 4874249140
Content Description
目次 : 南米日系日本語教育の創造性と多様性/ ケイショウゴ教育の変遷について―オーストラリアとブラジルを例に/ 「違い」の感覚を生きる/ 多様化社会のファミリー・ランゲージ・ポリシー/ 日系4世の継承語・文化保持の可能性/ ニッケイ・アイデンティティについて考える/ スタイル万能神話の崩壊―状況に応じて、話す言語に応じて、人間(キャラ)が非意図的に変わるということ/ 自分のことばをつくっていく意味/ CLD児のことばの可視化と全人的教育/ 日系ブラジル人にとっての「日本」、そして「郷土」/ ブラジルに根をはる俳句・ハイスカイ/ ボリビア日系社会の言語接触と混合言語/ 昆布に分散化されたアイデンティティ/ 彷徨える文化、言語、アイデンティティ
【著者紹介】
松田真希子 : 金沢大学融合研究域、同大学院人間社会環境研究科教授。大学時代のインド留学をきっかけに日本語教育に興味をもち、約20年、日本の大学で留学生の言語文化教育に従事。2005年にブラジル人を含む外国人の地域ボランティア活動に参加したことから南米日系人の言語文化研究へ。移動先で個人や家族が努力して適応するのではなく、誰もがありのままで参加できる社会デザインの研究や言語研究に取り組んでいる
中井精一 : 同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。博士(文学)(大阪大学)。専門は、日本語学、社会言語学。金関恕先生の指導を受け考古学者になることを目指すが、学部4年生の春に真田信治先生と出会い、方言研究・社会言語学に転進した。自分の目で見て、耳で聞き、舌で味わい、自身のことばで語ることを信条に各地で調査・研究に取り組んでいる
坂本光代 : 上智大学外国語学部英語学科、同大学院言語科学研究科教授。トロント大学大学院より2000年に博士号取得。バイリンガル研究の第一人者ジム・カミンズ博士に師事。8歳で渡加、30年以上カナダで過ごす中、自身の言語習得課程について疑問・興味を持ったことがきっかけでこの分野に進んだ。専門はバイリンガル・継承語・多文化教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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