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古典文学の常識を疑う

松田浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585291473
ISBN 10 : 4585291474
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

万葉集は「天皇から庶民まで」の歌集か?源氏物語の本文は平安時代のものか?中世は無常の文学の時代か?春画は男たちだけのものか?未解明・論争となっている55の疑問に答える。

目次 : 第1部 上代文学(『万葉集』が「天皇から庶民まで」の歌集というのは本当か/ 「枕詞は訳さない」でいいのか ほか)/ 第2部 平安朝時代文学(「国風文化」をどう捉えるか/ 注釈学の発生メカニズムは解明可能か ほか)/ 第3部 中世文学(中世が無常の時代というのは本当か/ 和歌史において武士の時代はどう位置づけられるか ほか)/ 第4部 近世文学(日本における「文人」とは/ 歌語「のどけし」にみる近世の歌論と実作 ほか)

【著者紹介】
松田浩 : 修士(文学‐慶應義塾大学)。フェリス女学院大学文学部教授。専攻は日本古代文学(上代文学)

上原作和 : 博士(文学‐名古屋大学)。桃源文庫日本学研究所教授・法人理事。専攻は平安時代物語文学、文献史学、日本琴學史

佐谷眞木人 : 博士(文学‐慶應義塾大学)。恵泉女学園大学人文学部教授。専攻は古典芸能、軍記物語、民俗学

佐伯孝弘 : 博士(文学‐東京大学)。清泉女子大学文学部教授。専攻は日本近世(江戸時代)文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rinrinkimkim

    古典から谷崎まで、現在の常識に研究者たちが物申す!的な本です。古事記と日本書紀を同等に並べるのはどうかと思う。なぜなら・・と皆さまの思いのたけをつらつらと。読んでしまえば「確かにそういわれたら古事記と日本書紀って全然アプローチ方法が違うのね。と理解できるのですが、私の場合。古事記と日本書紀を語れるまで読み込むのが先。です!日本霊異記についての記述が読みたくて手にとりました。仏教説話でいいのか?本当に我が国だけの説話なのか?という切り口でありました。こちらもこの切り口を十分わが物にするには原作読まねば!です

  • ふゆ

    テーマごと短い論文形式で読みやすい

  • 396ay

    二よりは分かりにくくあまり目を通すことができなかった。時間が或る時に腰を据えて読み直したい。大学図書館より。

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