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中学生までに読んでおきたい日本文学 2

松田哲夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751526224
ISBN 10 : 4751526227
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan

Content Description

日本の名作短編を紹介する全10巻のシリーズ。第2巻は、石垣りん「表札」、吉野せい「梨花」、島尾敏雄「島の果て」、長谷川四郎「鶴」、海音寺潮五郎「極楽急行」など、いのちの輝きをとらえた物語10編を収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    中学生までに読んでおきたい日本文学の第2巻目です。松田さんの編纂によるものですがかなり心にどっしりと響くものばかりです。森鴎外(山椒大夫)と長谷川四郎(鶴)の作品は既読でしたが半分忘れかけていました。戦争ものがいくつかありますが、有島武郎の子供のはなしや梅崎春生のチョウチンアンコウについても楽しめます。

  • 優希

    中学生までに読んでおきたいシリーズですが、かなり響きました。「いのち」を「生」と考えると、そのたった1度のあり方を考えさせられます。自己犠牲や安楽死を容易には捉えられないでしょう。戦争に関する話が多い気がしました。

  • sawa

    ★★★★☆ しゃんとした気持ちになる石垣りんの「表札」、可愛らしい子どもが描かれた有島武郎の「碁石を呑だ八っちゃん」、何だか不思議な梅崎春生の「チョウチンアンコウについて」がよかった。戦争の話が多くって、何だか虚しいような悲しい気持ち。「山椒大夫」、「夏の花」、「魚服記」は既読だった。(図)

  • あさみ

    「山椒大夫」って全然活躍しないのに、なんでタイトルに?と調べてみたり。どうも戦争物は辛くて飛ばし読みになってしまいました。太宰の「魚服記」はなんとも味のあるお話でした。解説を読んでなるほどなあ。と。チョウチンアンコウ、好きだった。

  • 訪問者

    吉野せい「梨花」、森鴎外「山椒大夫」、そして戦争を扱った島尾敏雄「島の果て」、長谷川四郎「鶴」、原爆体験を語った原民喜「夏の花」はいつも読むのが苦しくなる。海音寺潮五郎「極楽急行」は不思議に余韻が残る作品。

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