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幸運の蹄鉄 時代

松永澄夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798915876
ISBN 10 : 4798915874
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

哀しみを知った青春それでも生きて―生を言祝ぐことはできるのか(「幸運の蹄鉄」)ほか、次兄修明の遺稿詩二篇、著者二〇歳の作品集よりの二篇を含む、さまざまな年齢で覚える微かな痛みと希望を綴る七つの掌篇。

【著者紹介】
松永澄夫 : 1947年熊本の農村生まれ。東京大学名誉教授。哲学を創造する年刊誌『ひとおもい』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 袖崎いたる

    松永澄夫文芸三部作(と勝手に命名)の3作目。物語になっていないってのは自覚があったようで、あとがきでここんとこ出版してた文芸作品のことを書いてある。いろいろ思うところがあるから、どうにかまとめてみたいな〜ってのが、今のお気持ち。あっ、一応著者の技量に関して言えば、この本では前の2作品よりも観念っぽさはない。人物造形の勘所を押さえてる。中学生をややこしくなく描いてる。ただ、やっぱり手綱が弛むというか、哲学者の顔がビヨンド(舞城王太郎)、要するに〈作者〉ってやつが思い余って哲学をやりだす場面がある。

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