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看護師の正体 医師に怒り、患者に尽くし、同僚と張り合う 中公新書ラクレ

松永正訓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121508300
ISBN 10 : 4121508300
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

病棟勤務って、どういう仕事? 救急外来って修羅場なの? ほぼ「女の世界」で、何と闘っているの? どうやって一人前になるの? 医師にイライラするときって? 患者を前に、何を考えているの? セクハラと恋愛事情は? 病院の怪談に脅える? 手術中は何しているの? 

10刷となった中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編。
一人の看護師が奮闘する日々を追いかけ、看護師のリアルと本音を包み隠さず明かします。


★話題沸騰! 10刷、中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編

【著者紹介】
松永正訓 : 1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    著者は小児外科医。著者が看護師というのは」どんな仕事なのかを知ってもらいたいために書いたのが本書。ある女性看護師が新人時代から、様々な病気を知り病院を渡り経験したことが日記として残っていたこと。また長時間のインタビューで知ったことが書かれている。看護師は大変な仕事だと思う。不規則な生活と命を預かっている職業だ。私も何度かの入院でお世話になった。しかし看護師という仕事は、看護師同士でのわだかまり多いと思う。実際に見聞きしたし、患者に対しても意地の悪い人も多い。内部暴露になるがそのあたりも欲しかった1冊でした

  • 竹本明

    全国におおよそ160万人いると言われている看護師。すごい仕事だと思った。読めば読むほど、びっくりすることばかり・・患者に寄り添いながら、自己研鑽に努め、病院のために、医師のために、あらゆる事に対応する。常日頃からの積み重ねとはいえ、本当に頭の下がる仕事である。一人の看護師を題材とした日々の綴り、看護師としての取り組みや、思い、気持ちを余すことなく書いてあり、なかなか知りえることのできない、仕事の裏側まで書かれてあった。リアルと本音を知ることのできるいい内容であった。看護師の掟10カ条もなるほどなと思った。

  • yumiha

    「正体」と言われると裏の顔などダークな話を暴露?と予想していたら、そうではなかった。1973年生まれの千里さん(仮名)が、看護師を目指し、そしてどのように努力してキャリアを積み上げていったかが主眼だった。看護師を目指して学んでいるNちゃんに読んでもらいたい本だと思った。とはいえども、千里さんの気づきや学びや努力は、並大抵なモンではないので、のんびり屋のNちゃんには、プレッシャーになるかな?驚いたのは、ドリルやノコギリ剪刀、ハンマーやノミなどを使っての手術シーン。大工さん並みの手荒なことをされているのねん。

  • 25年1月。『開業医の正体』の姉妹編、だがテイストはまったく異なる。「実録看護師」なので、小説的な山やオチはほぼない。それにしてもモデルとなった看護師さんは真面目で向上心が高い女性。ベストを尽くすために事前準備にも余念がない。オペ中、執刀医が何も言わずに手だけ出してきて、そこに彼女がビシッとメスなどの手術道具を置いて、オペ後に執刀医から「完璧」と言われたら快感だろう。切られる方はたまらないが。ナースの職業病は腰痛、と最初の方に書かれていたらその感覚で読んでいたかも

  • シオン

    3つの病院で10年間、手術室ナースとして働いた女性へのインタビューを元にしたノンフィクション。1人の女性が看護師を目指し、就職、研修、結婚、転職、そして、今現在を丁寧にインタビューしてそれを著者の医師がまとめている1冊。「看護師の本音を包み隠さず明かします!」の帯に釣られて読んでは見たものの、何だろうな?一個人の話を1冊の本に纏めたもので、これを正体というのは??と思った。ただ、この女性と年代的に近く、私は病棟ナースだったが、病院での出来事やこの時代ならではの話はとても共感、懐かしく読むことが出来た。

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