Product Details
ISBN 10 : 4122074347
Content Description
勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。
目次 : 1章 自閉症と診断されるまで/ 2章 療育を受ける/ 3章 保育園という苦しみ/ 4章 親の会との出会い/ 5章 絶対音感の子/ 6章 お母さんと呼ばれたい/ 7章 こだわり・こだわり・こだわり/ 8章 小学生になる/ 9章 転校のとき/ 10章 いよいよ中学生/ 11章 トイレに対する偏愛/ 12章 確認がやめられない/ 13章 生活音が怖い/ 14章 相手の心が分からない/ 15章 学校から社会へ/ 16章 親亡きあとの我が子の人生/ 17章 障害を生きる意味/ 18章 障害児を生まない検査/ 19章 今日までそして明日から/ 20章 あれから5年―文庫本のためのエピローグ/ 補章 発達障害を理解するために
【著者紹介】
松永正訓 : 1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で第二〇回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おいしゃん
読了日:2023/12/16
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