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マウンドに散った天才投手 講談社+α文庫

松永多佳倫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062817202
ISBN 10 : 4062817209
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰よりも速い球を投げたい、どんな強打者のバットもかすらせない―そんな思いを抱き、プロ野球のマウンドに立ち、並みいる敵をきりきり舞いさせた若者たちがいた。彼らはその輝きの代償として自らの身体を傷つけ、志半ばで表舞台から去って行った。伊藤智仁、近藤真市、上原晃、石井弘寿、森田幸一、田村勤、盛田幸妃―7人の男たちの、強烈に輝いた一瞬の栄光とその後の壮絶な第二の人生を描く感動のノンフィクション。

目次 : 第1章 伊藤智仁 ヤクルト―ガラスの天才投手/ 第2章 近藤真市 中日―「江夏二世」と呼ばれた超大型左腕/ 第3章 上原晃 中日―150キロのダブルストッパー/ 第4章 石井弘寿 ヤクルト―サウスポー日本記録155キロ/ 第5章 森田幸一 中日―投げて打っての二刀流/ 第6章 田村勤 阪神―電光石火のクロスファイヤー/ 第7章 盛田幸妃 近鉄―脳腫瘍からの生還

【著者紹介】
松永多佳倫 : 1968年、岐阜県生まれ。琉球大学法文学部卒業。出版社勤務を経て、沖縄を拠点に執筆活動に入る。現在、琉球大学大学院人文社会科学研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hatayan

    短くも美しく燃えたプロ野球投手7名の活躍とその後を暖かい眼差しをもって描きます。 「故障したのは自分が決めてやった結果だから後悔はない」(伊藤智仁、石井弘寿)、「怪我で腐るのは簡単。でも腐った時点で終わり。自分はどこに向かって何をやるかを再確認する」(田村勤)、「普通の生活を送るためのリハビリで努力したことをさも努力しましたと言うことが果たして格好いいことなのか」(盛田幸妃)。 プロの世界で自分を奮い立たせるために7名の投手はどう逆境に立ち向かったのか、表立っては語られないことを言葉にした一冊です。

  • 緋莢

    1993年、僅か2か月ちょっとで登板数14試合ながら、防御率0.91だった伊藤智仁、デビュー戦でノーヒットノーランを達成した近藤真市など、強いインパクトを見せながらも、その後、怪我等で思うようにいかなかった7人の投手を書いたノンフィクション。どの選手も怪我に悩まされる訳ですが、特に石井弘寿は復帰間近という頃になると、別の場所がというのが5年続いたという内容に、こんな事があるのか…と驚きました(続く

  • おくりゆう

    正直、リアルタイムで記憶にあるのは石井弘寿さんだけですが、多くが名前を聞いたことがある、というだけで鮮烈な印象を残した選手達だったのだ、と思います。そして、その一瞬の鮮烈な印象とその後の怪我や病気との戦いという振り切れたハイライトが彼らの記憶をより鮮烈にしている、というのは事実として彼らにのしかかっているのだと思います。構成も彼らの言葉もよかったです。

  • nishiyan

    タイトルが少し大袈裟だが、中身はとても良い。著者自身も触れているが、中日の投手が三人もおり、しかも星野仙一監督時代に選手だった。星野に潰された投手とサブタイトルで振っても良いのではないか。伊藤さんと石井さんは野村克也監督時代の選手。再生させた選手もいたけれど、潰してしまった選手もいるということか。野球選手にとってどんな監督、コーチと出会うかで、運命が変わってしまうのだなと思った。

  • kikizo

    彗星のごとく散っていった名投手たち。記録より記憶に残る投手たち。伊藤智仁のスライダー、近藤真市の初登板・ノーヒットノーラン。驚きでした。投げられなくなった本当の理由もわかり、無念さも感じられた。「盛田幸妃」の章が辛かった。

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