Books

エモ怖(仮)竹書房怪談文庫

松村進吉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801924673
ISBN 10 : 4801924670
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

確かに幽霊の話、怪奇現象の話なのだけれども、彼・彼女の中では怖いとは別の感情で記憶されている体験。言葉にならない何かが静かにあふれ出すメロウな実話怪談集。人身事故でできた待ち時間、偶然昔好きだったバンドマンに再会した彼女は想い出話に花を咲かせるが、なぜか彼の言葉の一部が聞き取れなくて…「憧れの延長線上」、家出した時に籠る公園の土管。内壁に書かれた“しょうぼうしになりたい”という落書きが見るたびに変化して…「土管」、密かに想いを寄せる文芸部の同級生。彼女には恋人がいたが心霊スポットに行ってから異変が…「さよなら、近藤」他、心揺さぶる41の実話。

【著者紹介】
松村進吉 : 1975年、徳島県生まれ。2006年「超‐1/2006」に優勝し、デビュー。2009年、老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』の五代目編著者に就任

丸山政也 : 2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞

鳴崎朝寝 : 東京都出身。2018年より毎月開催中の怪談マンスリーコンテスト・怪談最恐戦投稿部門で度々入賞。2019年『宵口怪談 無明』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 坂城 弥生

    「祖母のこと」と「祖父のこと」が印象的だった。怖いというより、不思議という印象の話が多かったかな。

  • 怖さは控えめ。普段もっと怖いか厭な怪談ばかり読んでいるから物足りなさがあった。

  • 棕櫚木庵

    「幽霊の話,怪奇現象の話なのだけど・・・怖いとは別の感情で記憶されている体験」(ジャケット裏内容紹介)の41話.書店でたまたま見かけ,『嘘みたいな本当の話』(内田,高橋)を面白く読んだ後だったこともあり手に取ってみた.表紙絵や,こういう本に時に感じられる妙に気取ったもの言いの気配を序文に感じたりして若干危惧したけど,楽しく読みました.気楽に読めたので,入院中の読書にとっておくべきだったかななんて思ったり.「土管」,「ビブリオ」などが心に残った.

  • 有機物ちゃん

    懐かしい思い出の中の僕(私)と怪異。ノスタルジックな雰囲気。『ノーカンとする』『異臭』『蝉』『九官鳥』はなんだか邪悪な物を感じる。九官鳥そのあとどうなったんだろう?私が鳥飼なので心配になってしまった。『祖母のこと』の子供の時の自分本位で身内を雑に扱う経験は身に覚えがあって苦しい。お祖母様が強く優しい人だから許されたんだね。私も許せる人になろう。『祖父のこと』は超合理主義じじいVS死んでも妻にモラハラ続けるじじいでバトルもの。同年代の男に正論叩きつけられてぐぬぬ〜ってなったんだろうなぁ

  • 柊よつか

    体験者に「怖い」以外の余韻を与えた話を、三名の書き手で綴る一冊。実話怪談集に数話混ざっている「良い話」に特化した作品集かと思いきや、不穏な話もある。思ったより振り幅が大きく、なるほど出処は怪談だものなと妙に納得した。特に印象的な話は、事故の記憶が痛々しい「あの子」、嗚咽が空白の生を埋めるかのような「連れてきた少年」、ひと夏の思い出の色合い「くちなしと海」「白いカーテン」、何らかの本物との交差「本物の功罪」、優しく強い「祖母のこと」、厳しく強い「祖父のこと」、本好きなら少なからず憧れてしまう「びぶりお」等。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items