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止まった時計麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記

松本麗華

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062194808
ISBN 10 : 4062194805
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。
アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。アーチャリーとしてではなく、松本麗華として、これまで歩んできた「オウム」「父」「わたし」のすべてを明かすことに決めた。
本書は、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。

【著者】
松本 麗華(まつもと・りか)
1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃と松本知子の三女として生まれる。1995年に父が逮捕された後も、オウム真理教の幹部として活動する。その後和光大学に入学、心理学を学ぶ。現在は、教団から離れ、心理カウンセラーの勉強を続けている。


【著者紹介】
松本麗華 : 1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃と松本知子の三女として生まれる。1995年に父が逮捕された後は、教団内で唯一の「正大師」としてさまざまな問題に巻き込まれていく。その後、教団から離れ、文教大学に入学、心理学を学ぶ。現在も、心理カウンセラーの勉強を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 真香@ゆるゆるペース

    オウム真理教教祖の麻原彰晃の三女「アーチャリー」の手記。表紙の写真、やっぱり父親を彷彿とさせるなぁ… 麻原が逮捕された時、彼女はまだ12歳。サティアンに取り残され、その後どのように半生を歩んできたのかが綴られている。娘として生まれたことはどうしようもないのに、通常の教育を受けられなかったり、生活の基盤を築くまで本当に大変な思いをしてきたことが分かった。麻原が起こした数々の事件は決して許されることではないが、身内びいきも含めて彼女の父親に対する想いとスタンスは理解した。今後の人生は安穏でありますように。

  • おいしゃん

    なんとも後味の悪い本だった。社会へのどんな反省が飛び出すかと思いきや、お父さん(松本智津夫死刑囚)も私も悪くない、というスタンスは最後まで変わらず。オウムの組織内についてはある程度把握できたが、著者の考えの偏りなどを考慮すると、書かれていることも鵜呑みにしてはならないと感じる。

  • starbro

    オウム本は何冊か読んでいます。オウムの事件は衝撃的で一生忘れることはない(地下鉄サリン事件の時に日比谷線に乗っていた可能性も十分あった)と思います。著者、松本麗華は教祖・麻原彰晃の娘として想像を絶するような運命の中で、極めて全うに生きている気がします。私は無神論者でほとんどの宗教が詐欺的な物だと思っています。宗教法人課税も含め、オウムのようなカルト宗教だけでなく全ての宗教法人を適正化すべきだと考えていますが、K明党が政権与党だったり、宗教法人が多額の政治献金をし続ける限り宗教改革は出来ないんだろうなぁ!

  • きみたけ

    著者はオウム真理教の教祖・麻原彰晃の三女・アーチャリーこと松本麗華氏。文教大学臨床心理学科卒業後、執筆のほか、インストラクター、カウンセラーとして活動。95年の地下鉄サリン事件により父が逮捕された当時、筆者は11歳にして「アーチャリー」と呼ばれ「正大師」の地位にして「法皇官房長官」。手記は終始「松本麗華」自身の目線で起きたこと、感じたことを綴っています。船橋の生い立ち、サティアンでの暮らし、事件と父の逮捕、大学卒業後など、彼女のこれまでの苦悩や葛藤、出版の覚悟を強く感じました。

  • ゆかーん

    ずっと言われ続けるのでしょう『麻原彰晃の三女・アーチャリー』という言葉で…。それでも生きてゆかなければならない現実。高校や大学に拒否されるということは、自分自身の存在を否定されるような気持ちだったはずです。それでも、勉強し一人の人間として生きて行く決意をした麗華さん。父親の指示により起こった事件だと理解しながらも、もしかしたら、仲間の誰かの指示が父の指示として伝わったのかもしれない…と考える麗華さん。戦時中のヒトラー政権の様に、彼の命令と偽って虐待していた党員の存在がチラつきました。真実はまだ闇の中です。

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