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トクヴィルで考える

松本礼二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622076728
ISBN 10 : 4622076721
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

21世紀にToquevilleは何を語りかけてくるか。『アメリカのデモクラシー』『アンシャン・レジームと革命』読解や研究史の分析から、生きた全体像を提示する。

目次 : 第1章 政治思想における古典の力―『アメリカのデモクラシー』の場合(古典としての『アメリカのデモクラシー』の読み方について/ 政府の経済性および政治腐敗について ほか)/ 第2章 革命とデモクラシーの間―『アンシャン・レジームと革命』へ(トクヴィルと革命の問題/ 自由主義と革命 ほか)/ 第3章 トクヴィルをアメリカで読む―一九八五‐一九八六(イェール大学トクヴィル文書について/ 二つのトクヴィル学会から ほか)/ 第4章 二一世紀に読むトクヴィル―二〇〇九‐二〇一一(トクヴィル研究四〇年/ WHAT IS VIRTUOUS MATERIALISM? ほか)/ 第5章 トクヴィル生誕二〇〇年とデモクラシーの現在―国際シンポジウム「フランスとアメリカ、二つのデモクラシー?」

【著者紹介】
松本礼二 : 1946年東京生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は近代政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • メルセ・ひすい

    15-128 1831年七月革命直後、米国に渡り、革命と専制の間を揺れ動く仏と異なる、秩序あるデルクラシーの可能性をそこに見出した。といって、テモクラシーを理想化し、米国社会を手放しで礼賛したわけではない。米国政治の実態、政治家の資質について、彼の評価は概して辛辣である。与論の支配と思考の画一性にいち早く懸念を覚え、「多数の暴政」が異論を沈黙させる危険に警鐘を鳴らしている。21世紀に。「アメリカのデモクラシー」などの読解や研究史の分析から、生きた全体像を提示 正確なテキスト読解から現代の課題に挑む

  • コーラ

    アメリカのデモクラシーの訳者による本。トクヴィルの様々な研究を知ることができた。

  • ぽんた

    トクヴィルに関しての本。この本を読んで、今まで読んだことのなかったトクヴィルを読んでみたくなった。トクヴィルを読むにあたって読んでいると読みやすくなるのかも?

  • まぶたのあるいきもの

    著者のトクヴィル関係の記事を集めた本。 まえがきで、「入門書でも概説書でもない」「相互に関連性はほとんどない」と書かれているように、入門書ではないです。 また相互の関連性がないと言われているように、全体の統一性はないです。 この本の問題は一つ一つの章の内容と言うよりも、誰を対象にした本かわからないことにあると思います。 著者のトクヴィル関係の著作を集めたものであって、どのような読者を対象としているのか不明確です。 本当にただまとめただけの、やっつけ感が漂っている本です。

  • takashi1982

    岩波文庫版『アメリカのデモクラシー』翻訳も手掛けた著者はトクヴィル研究の第一人者だろう。体系的に論述しているとは言い難いトクヴィルが、あたかも極めて整然と、その意味するところを述べているかのように感じる。それは著者の長年にわたる研究の蓄積ゆえに可能となるのだろう(続く)

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