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ISBN 10 : 4862043011
Content Description
目次 : 水取りや氷の僧の沓の音/ 美しき観音との出会いの道/ 「お水取り」を創始した美貌の若僧・実忠/ 災異の時代に苦闘する聖武帝/ 天子が不徳ゆえ五穀は実らず/ 徳行をどれほど積めども厄災は収まらず/ 大宰府に迫りくる新たな魔手/ 死が覆いつくす奈良の都/ 聖武帝を追い詰める禅譲革命への恐れ/ 国分二寺の創建/ 権力の権化と化す聖武帝/ 最高の仏陀、廬舎那仏の建立/ 山火事に地震、繰り返される遷都/ 十一面観音の功徳と光明皇后/ 若狭と二月堂を結ぶ十一面観音とダッタンの火/ 付記 鑑真大和上の行実と戒律
【著者紹介】
松本昭著 : 日本のミイラ(即身仏)研究の第一人者。死穢(しえ)が、即身仏となって聖なる存在と化し、人々を救うという、世界でも類をみない思想に魅せられ、半世紀にわたり即身仏の発掘と研究で中心的な役割をはたす。その業績は海外でも高く評価される。1925年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒。同大学院特別研究生を経て毎日新聞社入社。サンデー毎日、学芸部、政治部を経て事業部長。井上靖に私淑する。元昭和女子大学副学長。文学博士。2018年11月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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