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分子レベルで見た触媒の働き ブルーバックス

松本吉泰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062579223
ISBN 10 : 4062579227
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan

Content Description

商品の説明

【著者紹介】
松本吉泰 : 京都大学工学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学工学博士。米国ピッツバーグ大学博士研究員、理化学研究所研究員、自然科学研究機構分子科学研究所教授、総合研究大学院大学教授などを経て、京都大学大学院理学研究科教授。専門は分光学的手法による固体表面・界面、光触媒、有機半導体における構造と超高速過程の解明。2006年日本化学会学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こーた

    触媒研究は化学の花形だ。ほんのわずかな金属片が、反応効率を劇的に高める。ありふれた空気(窒素)を、価値ある肥料(アンモニア)へと換える。それはまさに現代の錬金術である。魔法の秘密は表面にある。合成化学とはいっけん縁遠い表面科学が、触媒反応のメカニズムを解き明かす。分子はいかにして反応を進めるのか。ハーバー・ボッシュ法から現代までつづく、100年にわたる壮大なハウダニット(How done it)。それはまるで上質なミステリを読んでいるかのような、驚きと興奮にみちている。

  • calaf

    触媒の入門書・・・だけではなく、表面科学の入門書でもありました。高真空と単結晶試料というのがこれまでの研究のある意味常識だったのですが、最近では高圧下、そして現実的な試料を用いた測定の領域へも踏み込みつつあるみたいです。

  • Hajime Ito

    読書メーター100冊目。大学で学んだ時にはバラバラな知識となりがちな表面科学、熱力学、量子力学、反応速度論、数学などが触媒の働きを明らかにする上でどのように役立つのかが明快に書かれていてそれだけでも面白い本でした。さらに対象を細分化して原子・分子の動きを徹底的に解明する研究の仕方やそのような細分化された研究と現実のギャップに起因する今なお解決されていない研究課題もわかりやすく書かれていて、単なる科学書という枠に留まらない名著だと思います。

  • NNNNN

    ラングミュアの吸着等温線はよく見たり聞いたりするけどこんな経緯があって発見されたのか!知らなかった。話の展開も必要な分だけ専門的という感じで夢中で読んでしまった。 STMが高分解能である理由も常々不思議に思っていたがそんな理由だったとは。餅は餅屋というか、「あとは若い者同士で、、」みたいな感じかな。原子のことは原子しかわからないということ。他の物事にも応用できそうな考え方だな〜と納得してしまった。

  • ダージリン

    固体触媒は興味ある分野だが、触媒がどのように機能するか分かり易く解説している。特に表面科学の面から詳しく掘り下げており、大変ためになった。触媒の表面構造自体の変化、それを実験的に捕らえる技術など、興味深いトピックが多かった。

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