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症例でわかる精神病理学

松本卓也 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784414416442
ISBN 10 : 4414416442
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

初学者でも迷わないシステマティックな構成!症例に即して具体的・実践的に「わかる」精神病理学!各章の冒頭で『DSM‐5』対応の最新の基礎知識を概説。代表的な立場ごとに主要な学説を網羅。項目ごとに必ず症例が提示され、具体的に「わかる」。豊富な索引でわからない言葉をすぐに確認可能。事典のようにも使える。

目次 : 精神病理学とはなにか/ 統合失調症/ 統合失調症の周辺―心因反応とパラノイア(短期精神病性障害と妄想性障害)/ うつ病/ 躁うつ病(双極性障害)/ ヒステリーと解離(変換症と解離性同一症)/ 強迫神経症(強迫症)/ 神経症の周辺―不安神経症とストレス反応(不安症群と心的外傷およびストレス因関連障害群)/ 認知症(神経認知障害群)/ その他の外因性精神障害(他の医学的疾患による精神障害)〔ほか〕

【著者紹介】
松本卓也 : 1983年高知県生まれ。2008年高知大学医学部卒業。2015年自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • せ〜や

    発達障害やうつ病など、精神病理学の中の、いくつかの精神病の事が書かれてる。でも、「どうしたらいいか?」という解決策が書いているではなく、当人が見ている世界や感じている事、どんな風にそこに棲んでいるか…当人に寄り添った感じで、症例を挙げながら、専門用語も交えつつ、出来るだけ日常的な用語で丁寧に描かれています。読みやすくて、分かりやすくて、面白い。否定もラベリングも簡単だけど、「それはどんな世界で、なぜそんな言動を取ってしまうのか?」と想いを馳せれば、見えてくるものだって変わってくる。発見が沢山の名著!☆5

  • ころこ

    他人が家に入ってくるからと鍵を変えて補助錠まで付けた人、テレビの音量がやたらと大きい人、天井から毒ガスが巻かれていると訴える人、全裸で客人を迎える人など、思えば精神疾患じゃないかと思い当たる人に会ってきたことを思い出しました。そういう実例があると、本書は興味深く読めます。補完するために、豊富な症例があります。表現は平易なので、人文書というよりはパンフレットに近い印象です。当時、彼らを恐れるのではなく、彼らが何を感じているかを想像していれば、もっと対応が違っていたはずです。統合失調症は「自明性の喪失」、操作

  • またの名

    『サラリーマン金太郎』で躁鬱病を説明する等の親しみ易さだけでなく圧倒的な知識量及び現実の臨床経験とその手際良い整理、複数の学説間を行き来する横断性に加え、学説というもの自体の相対化も見モノ。統合失調症における人格の「荒廃」概念の差別性や人工性を指摘し、メランコリー親和型性格を美点として語ってきた国内議論に潜むソフトな国粋主義への批判を取り上げたりと、新しい何かが精神病理学で起きてる状況を感じさせる。意味不明なことで有名なラカンやドゥルーズにも抜群に詳しい著者による哲学からの引用に、いい加減さの気配はない。

  • Z

    良書。アメリカ精神医学の診断基準であるdsmによる分類・特徴付けへの批判をし、具体例を付しつつ記述心理学、現象学的心理学、力動的心理学からの視点を加え、病への視点を豊かにしていく。フロイト・ラカンの考えの他に、哲学者の考えがこんな形で精神医学に影響を与えたんだなという視点や、逆に著者が精神医学から哲学者への眼差しを向け返す記述が新鮮であった。

  • ルンブマ

    松本卓也さんの著作の読む順番としては、『症例でわかる精神病理学』→library iichikoのラカン特集 or atプラス松本卓也編集協力号→『人はみな妄想する』→『享楽社会論』が一番スムーズっぽい。 私は逆向きに進んでしまった。順番に、 前提知識→見取り図→前編→後編 というようになっていると思います。

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