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心のお仕事 最前線に立つ23人の職業案内 14歳の世渡り術

松本卓也 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309617367
ISBN 10 : 4309617360
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「いま」がわかる職業案内。精神科医、看護師、公認心理師、臨床心理士、カウンセラー、ソーシャルワーカーから心の謎に迫る研究者まで―最前線に立つ24人、奮闘の記録。

目次 : 1 “心のお医者さん”って何をしているの?(心の仕事につきたい?とりあえずやめておきましょう!(精神科医・公認心理師・松本卓也)/ 潜る(精神科医・宮地尚子) ほか)/ 2 心はどうしたら元気にもどる?(心の仕事を切り拓く(カウンセラー・信田さよ子)/ 精神分析について―これから大人になる人へ(京都大学大学院教育学研究科准教授・西見奈子) ほか)/ 3 そもそも、心はどこにあるのだろう。(“弱いロボット”は、こうして生まれた!―行く手を阻もうとする「壁」を味方にしてしまおう(豊橋技術科学大学教授・岡田美智男)/ 心を探究するということ(精神科医・脳科学研究者・加藤忠史) ほか)/ 4 心のケアに必要なことって?(精神科訪問看護ってどんなお仕事?(看護師・訪問看護ステーションみのり統括所長・小瀬古伸幸)/ 他人を諦めない(ソーシャルワーカー・今井出雲) ほか)/ 5 社会から心をながめてみたら(不自由から自由へ(精神科医・劇作家・胡桃澤伸)/ 「ホームレス」(精神科医・森川すいめい) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    他館図書館本 ありきたりの表現ですが心のお仕事は幅広くそのいずれも一筋縄にはいかない(中にはロボット関係の人も心の仕事人として紹介されていた) そして心の病気が病気としてとらえ始められたのは近代にはいってからなのですね。人間の心は合理的にできているから狂うのは何か病気になる原因があるに違いない!そして病気の客体として分かりやすい物質の形をとっている脳がターゲットになったとか…?

  • ネギっ子gen

    「14歳の世渡り術」シリーズ。精神科医、カウンセラー、臨床心理士から科学者まで、「心」の不思議に魅せられて今日も奮闘する24人が、その面白さと苦労や今にいたる道程を綴った書。巻頭に掲載された、精神科医・松本卓也の「心の仕事につきたい? とりあえずやめておきましょう」を激推し!<「人の心に興味がある」という気持ちや、「心の病気の治療や支援に関わりたい」という気持ちは大事なのですが、その気持ちは、“アクセルが踏まれると同時にどこかでブレーキがかかっていなければいけない”と考えているのです>と。まったく同感。⇒

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    イラストはうかうかさん。何の役に立っているかわからないシール貼りをしていたこいぬ( https://bookmeter.com/books/17711271 )、それと同じように(同じなのか?)何かするというよりただ居てくれるだけがありがたい存在になることが心のお仕事かと穿った。どの方も言及されているのが、ケアのためのネットワーク作り。発症から社会復帰までの長いプロセス、点で関わるのではなくタイムラインで寄り添い続けるということが必須なのだろう。ヘルプとサポートの違いを常に意識しておくことも必要。

  • 図書館のティーンズコーナーで借りた。通読が苦しかったが、この本が悪いわけではない。 私自身が精神障害者でありながら、公認心理師を目指して学んできて、現在挫折をしている。そんな状況で「ティーンズ向けなら、あまり厳しいことは書いてないかな」と手に取ったのが、甘かった。 先輩先生方はそれは子どもが対象なら尚更!と真剣にこの世界の厳しさを伝える怒気で書かれている。 子どもにせよ、私のような障害者にせよ、現実を知ることは重要だ。真剣に志すなら、挫折は辛くても、ここに書かれてることは飲み込む必要があると考える。

  • エビ

    他人を治してあげたいという気持ちは暴力的との指摘にハッとした。その人にとってなにが、どうしたら良いのかの視点が必須。森川すいめいさんの心のお仕事は絶対に勝てるはずがない、の言葉は至言かも。ヘルプとサポートの違い、意外と学校の授業で聞いたことなかったからすごくタメになると同時に足元を掬われた気分。SWの説明で個人の多様な暮らしを肯定する仕事ってのが素敵だった。制度は常に後追いで、柔軟性がないとの指摘もこれからの仕事で大事にしたい。精神科医の悪い所をザクっと語る胡桃澤伸さんは初見の方だったけど、良いお話だった

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