Books

身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり

松本俊彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000249003
ISBN 10 : 4000249002
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

酒、お茶にコーヒー、煙草、処方薬や市販薬‥‥私たちはアルコールをはじめ、様々な「薬物」とともに生きている。なぜ人は薬物を求めるのか。乱用に至る人々の背後にある苦しみや生きづらさとは。精神科医で依存症研究の第一人者が、身近にある薬物の歴史や私たちの暮らしとの関わりを語る。好評ウェブ連載、待望の書籍化!

【著者紹介】
松本俊彦 : 精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部 部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 司法精神医学研究部、同研究所 自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。2017年より国立精神・神経医療研究センター病院 薬物依存症センター センター長。第7回日本アルコール・アディクション医学会柳田知司賞受賞、日本アルコール・アディクション医学会理事。著書に『誰がために医師はいる』(第70回日本エッセイスト・クラブ賞、みすず書房2021)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kinkin

    どれも合法なのでなんともいえないし、私自身もタバコは毎日40本、お酒は缶チューハイ、ウイスキーと毎日飲んでいた。結局体を壊してどちらもやめた。今飲んでいる人や吸っている人が悪いとも思わないし何度も意識をなくしたこともあるし二日酔いで休んだこと数知れず。ただ日本の中では24時間どこでも買えるし、お酒に関しては外でも飲める。道端や駅で倒れている女性もいる、この本はそういった薬物の弊害を書いた本。大人にはもう遅いけど、これから大人になる子供たちには薬物の怖さを重々知ってほしい。どうすれば良いのかな?

  • アキ

    タバコ、コーヒー、アルコールは、共に社会に深く浸透している薬物である。アヘン、コカイン、大麻も依存性を引き起こすことでは同様なのに、なぜ規制されているのか?薬物依存が専門の精神科である著者は、現在もベビースモーカーである。それだけにタバコに関する歴史的な経緯と考察には並々ならぬ熱情を感じる。著者の結論は、3点。薬物の違法・合法は政治的に決定される、よい薬物も悪い薬物もなく、あるのはよい使い方と悪い使い方だけ、そして悪い使い方をする人は何か困りごとを抱えている。薬物問題の本質は人間と社会の側にあるのです。

  • ピンガペンギン

    薬物依存症センター長の松本医師による本。薬物についての趨勢を学べる。そもそも薬物とは?から考える本。研究者によればアルコール、タバコ、カフェインがビッグスリーと言えるといい、あまりに多い人が楽しむこれらは今更規制は困難だ。アルコールの社会への害は特に大きい。飲酒運転、DV等犯罪に飲酒が大きい影響を与えている研究結果がある。ストロング系チューハイという酒は、ごくごく飲めて危険だという。受験勉強の子供にモンスタードリンク差し入れはやめましょう。以前に斎藤環の対談本で依存症外来の患者に処方薬による依存症が多い→

  • ケイトKATE

    長年に渡って、薬物依存症の治療に携わってきた精神科医松本俊彦は、アルコール、カフェイン、タバコがビッグスリーとして人類に最も健康被害をもたらしていると断言している。なのに、規制(特にアルコール)がされないのは、人間社会における愛好者が多いからであった。本書では、薬物と人類の関わりについて歴史から紐解いおり、薬物の使用が歴史を変えてきたことは新たな発見であった。薬物について、松本俊彦は「よい薬物」も「悪い薬物」もない、「よい使い方」と「悪い使い方」があるだけと結論付けているが、大いに納得できる。

  • XX

    主に依存症についての本だった。@よい薬物も悪い薬物もなく、あるのはよい使い方と悪い使い方だ。A薬物の違法合法は医学的ではなく政治的に決定される。Aの解説となるタバコ・カフェイン・酒と人類との関わりの歴史は、初めて聞くような説もあり本当かなと思う部分もあったが興味深かった。市販薬についての話を読んで、中島らもがよくブロン液でラリる話を書いていたのを思い出した。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items