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映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリ-

松本俊夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860291358
ISBN 10 : 4860291352
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伝説的な名エッセイ「前衛記録映画論」はじめ、エイゼンシュタイン、ゴダール、ブニュエルなどの世界的名作を独創的な視点で論じる。映像表現の可能性、映像芸術の課題を見事に解き明かした幻の名著、完全復刻。

【著者紹介】
松本俊夫 : 昭和7年愛知県生まれ。東京大学文学部美学美術史科卒業。映像作家、評論家、日本大学芸術学部大学院芸術学研究科客員教授。同30年、新理研映画に入社。同34年フリーとなり、記録映画『安保条約』、映画詩『石の詩』、寺山修司脚本『母たち』などを監督。また「映画批評」誌などで映画理論を展開。同37年、『西陣』でベネチア国際記録映画銀獅子賞、同42年、『母たち』でベネチア記録映画祭グランプリを受賞。同43年、松本プロダクションを設立して、ATGと提携、『薔薇の葬列』『修羅』などを監督する。同48年の『十六歳の戦争』が公開されず(のち51年公開)、同63年、『ドグラ・マグラ』を監督。以後、実験映画やビデオアートに専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ねこ

    「眼を覆えばそこから逃れることのできるような残酷さなどに真の残酷さはない」 「ある朝芸術的に眼が覚めて見たら、すでに自然主義批判の思想が公認化されていたとする。そのとき自然主義批判を声高らかに叫ぶことでみずからを自然主義の克服者と思いこむ意識」 反省……。

  • かいこ

    とても面白かった。「意識の日常性の破壊」 「目を覆えばそこから逃れることのできるような残酷さなどに真の残酷さはないのだ」『いかに同情や恐怖や怒りをもって見ようとも、それを自分の「外側」に見ているかぎりは「何も見ていない」にひとしいというわけである』「ある朝……すでにスターリン主義批判の思想が公認化されていたとする。そのときスターリン主義批判を声高らかに叫ぶことでみずからをスターリン主義の克服者と思い込む意識がこれである」

  • ポルポ・ウィズ・バナナ

    ここで書かれている批評の問題は全くもって現代に通ずる。というか、日本人進歩してなさすぎ。50年前とレベルは一緒、というか、劣化さえしてる。

  • mt

    人生の課題図書と感じていたものをようやく読了。創作における高い志と覚悟。他の評論者、創作者への怒りをここまでまっすぐぶつけている本だとは思わなかった、

  • 扱う素材も使う手法も依拠する思想・潮流についても、これやっときゃいいという思考停止をするな、すべてを疑い自己解体せ

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