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なぞとき赤毛のアン 文春文庫

松本侑子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923693
ISBN 10 : 4167923696
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

『赤毛のアン』の日本初の全文訳を手がけた著者が、物語の「なぞ」をとき明かす。なぜ赤毛を嫌うのか?アンやダイアナの民族は?架空の地名に秘められた意味は?アンが語る『ロミオとジュリエット』とは?『赤毛のアン』の奥深い魅力を明らかにする驚きと感動の解説書。プリンス・エドワード島の地図、海外写真80点掲載!

目次 : 1 写真でたどるアンの世界/ 2 秘められた愛 マリラ、マシュー、ギルバート/ 3 作中に隠された英文学/ 4 『赤毛のアン』のキリスト教/ 5 なぜ赤毛を嫌うのか?『赤毛のアン』Q&A/ 6 アンの暮らし―スコットランド、草花、料理、衣服、手芸/ 7 プリンス・エドワード島のなぞとき/ 8 写真でたどるモンゴメリの生涯/ 付録 『赤毛のアン』と「ナルニア国物語」のケルトとキリスト教

【著者紹介】
松本侑子 : 作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』すばる文学賞、『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』新田次郎文学賞。訳書に日本初の全文訳・作中の英文学等を解説した訳註付『赤毛のアン』シリーズ全8巻(文春文庫)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 帽子を編みます

    松本侑子、『赤毛のアン』シリーズの全文訳に詳細な訳注、いつか読みたいと思っています。まずは気軽なエッセイ風な一冊から。『赤毛のアン』の「なぞ」を解き明かしてくれます。作者が撮った写真も織り交ぜファンにはたまらない一冊になっています。編み物ファンの私にはリンド夫人の林檎の葉模様のベッドカバーの話、ダイアナの結婚支度のドイリーの話、帽子好きとしてはタモシャンター帽の話は見逃せません。そして『ナルニア国』まで出てきました。満足満足。

  • kameyomi

    著者の新訳『赤毛のアン』を読んだ後で。本当に徹底的に『赤毛のアン』の世界を調べ上げている。物語の主題が隣人愛の実践で、キリスト教の根本原理を描いているという考えも納得出来る。ただ、余りにも細部を掘り下げていくと、まずこの物語を愛すべき物語としている、アンという女の子の比類なき輝く魅力が、後ろの方に行ってしまうような寂しさもある。だが、ゆかりの写真も沢山掲載されていて、プリンス・エドワード島に行きたくなる。是非行きたい。(カナダ人の恋人がいる友人も、プリンス・エドワード島には行っていないという。勿体無い!)

  • 本夜見

    作者の生い立ちを紹介しつつ、本当のプリンスエドワード島にある街と、架空の街の事をすり合わせ、赤毛のアンのエピソードに沿って解説していってくれる感じ。そして作者モンゴメリーの信仰する宗教観が下敷きになっているところを指摘しつつ、現実にあった事を芯にしてモンゴメリーが綴っていた事がわかる1冊だった。やっぱりファンでも大人になると目線は変わるのね。どんなに昔からアンを愛していても、今はマシュウやマリラの気持ちが分かってしまうのよね。

  • はるき

    村岡花子版とアニメの印象が強いですが、アンワールド奥深いです✨

  • Gen Kato

    若いころ『赤毛のアン』のあまりいい読者ではなかったのだけれど、やっぱり読み返すべきだなあ、と思わされました。キリスト教の意味もカナダの歴史も、なにも考えずに読んでましたから…

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