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アフリカ・レポ-ト 壊れる国、生きる人々

松本仁一

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004311461
ISBN 10 : 4004311462
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan

Content Description

紛争、貧困、そして指導者の腐敗。中国の進出、国外脱出の増加など、悩めるアフリカの現状を追い、混迷の中で健闘する人々の姿もあわせて伝える。30年にわたるアフリカ取材経験に基づく、人間を見つめた報告。

【著者紹介】
松本仁一 : 1942年長野県生れ、ジャーナリスト。1968年東京大学法学部卒業、朝日新聞社に入社、2007年まで勤務。社会部員、外報部次長、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長、編集委員を歴任。ボーン・上田国際記者賞、日本記者クラブ賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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アフリカ事情の入門としてはいいが、一面か...

投稿日:2009/11/26 (木)

アフリカ事情の入門としてはいいが、一面から捉えているように思われる部分もあり、もっといろんな方向からの分析があると面白かった。

MAZ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    11年前の出版なので、いささか古くはなったが、ここに報告されているアフリカの姿は基本的には大きく変わってはいないように思われる。かつて、何年にも及ぶ植民地支配からの解放・革命闘争の末に勝ち取ったはずの自立。それにもかかわらず、独立後わずか数年のうちに独裁と腐敗が始まる。南アフリカはアパルトヘイトを打破したのではなかったのか。あれは何だったのだ。そこには、欧米列強が勝手に引いた国境の中には、複雑に入りくんだ民族が存在し、国民国家の意識を持てないなどの様々な問題があるだろう。しかし、植民地時代以下の暮らし⇒

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    ジンバブエ、南アフリカ、ケニア、ウガンダ、セネガル。 パリ、歌舞伎町でのアフリカ人についての報告もある。 「レイシスト」とは何であるかの説明がわかりにくい。 産業や生活の記述があるが、方向性が見えない。 新聞社のアフリカ取材の一部を切り出したためだろうか。 アフリカの息吹は感じることができる。 大地から響くような。岩波新書百一覧掲載http://bit.ly/10CJ7MZ

  • kinkin

    アフリカ、特に本の前半に書かれていたジンバブエという国の実態とその原因を知ることができた。世界陸上ではケニヤやエチオピアの活躍がある一方で小国では多くの問題も抱えているようだ。また中国がアフリカにおおきな影響を与えていることもわかった。図書館本

  • サアベドラ

    日本人から見たアフリカの現況のルポルタージュ。2008年刊。著者は元新聞記者。ジンバブエの独立後の転落、南アフリカの犯罪問題といったお決まりのテーマからはじめ、アフリカに押し寄せる中国人、アフリカを逃れて海外で犯罪スレスレの生活を送る人々ときて、最後は草の根で努力するNGO団体や現地で孤軍奮闘する日本人を描いて終わる。良くも悪くも新聞記事で、描写が具体的な反面、分析や掘り下げが弱い。わかりやすいし迫力もあるが、本書でなにか新しい知見を得られたかと言うと、あまりそうでもない感じ。

  • coolflat

    今のアフリカの国家には大きく四つのタイプがある。@政府が順調に国づくりを進めている国家。A政府に国づくりの意思はあるが、運営手腕が未熟なため進度が遅い国家。B政府幹部が利権を追い求め、国づくりが遅れている国家。C指導者が利権にしか関心を持たず、国づくりなど初めから考えていない国家。@に該当するのはボツワナ。Aがガーナ、ウガンダ、マラウィなど10カ国程度。Bがアフリカでは最も一般的で、ケニア、南アなど。Cはジンバブエやアンゴラ、スーダン、ナイジェリア、赤道ギニアなど。本書は特にCの国家についてルポしている。

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