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相方は、統合失調症

松本キック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344029620
ISBN 10 : 4344029623
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

絶対に、絶対に、僕は芸人に戻るんだ。10年ぶりの復活ライブは大きな笑いに包まれ、松本ハウスの時計は再び動き始めた。しかし、かつてできたことができない自分を加賀谷は責め、そんな相方をなんとかしようと松本は焦り、コンビはぎくしゃくしていく。苦しんで悩んで、焦って涙した6年で辿り着いた答えとは―。

目次 : 復活まで(勉強なんてしたくない“SOS”/ 僕が、臭いから“幻聴”/ 僕はいったいなんなんだろう“受診”/ 好きなことをして生きていこう“グループホーム”/ 自分を殺してやるよ“松本ハウス誕生” ほか)/ 復活から(お久しぶりです!かがやで〜す!“復活ライブ”/ やっぱ加賀谷さん、天才ですよ!“打ち上げ”/ 僕には芸人しかない“翌日”/ 頑張ります!“反省会”/ 辞めさせられるかもしれないです“ゲスト出演” ほか)

【著者紹介】
松本キック : 1969年三重県生まれ。松本ハウスのツッコミ担当。1991年に結成。「タモリのボキャブラ天国」「電波少年」を始め、テレビ、ライブで活躍するが、1999年加賀谷の病気療養のため活動休止。2009年活動を再開し、お笑い活動の傍ら、統合失調症への理解を呼びかける講演を全国各地で積極的に行っている

ハウス加賀谷 : 1974年東京都生まれ。松本ハウスのボケ担当。1991年に結成。「タモリのボキャブラ天国」「電波少年」を始め、テレビ、ライブで活躍するが、1999年加賀谷の病気療養のため活動休止。2009年活動を再開し、お笑い活動の傍ら、統合失調症への理解を呼びかける講演を全国各地で積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なるみ(旧Narumi)

    図書館で偶然見かけて借りました。相方加賀谷さんから聞いた話も交え、加賀谷さんの話は加賀谷さん一人称で、加賀谷さんを見てきた松本さんご自身の経験を淡々とおさえた筆致で書かれていました。加賀谷さんが芸人を一旦辞め、10年の闘病を経てからの松本ハウスとして2人がぶつかってきた困難をサラッと、でも自身の至らない、と感じたことも書いていらして、実に人間味にもあふれる一冊でした。バリバラにもご出演とは知らなかったので、機会を見つけて観てみたいです。

  • ロア

    加賀屋さんが症状に苦しむ描写がリアルで、幻聴や幻覚も本人にとっては現実としか思えないのだという事もよく分かった。不安、絶望、恐怖が頭の中を渦巻いてアパートから裸足で飛び出し、迫ってくる車に向かって走っていってしまう場面では、読んでるこっちも苦しくて油断すると持ってかれそうでした。とは言え、随所に笑いも散りばめられていて読んでて面白い。そして何より、菩薩様のような松本さんに惚れてしまいそう!ナチュラルボーンカウンセラーだなと思いながら読んでたら…そう感じたのはやはり私だけでは無かったようです(∩^ω^∩)

  • くさてる

    ハウス加賀谷さんの著書「統合失調症がやってきた」も興味深く読んだのだけど、その相方の松本キックさんが書いたこの本もまた面白かった。加賀谷さんのパートが統合失調症という病に重きを置いているのに対し、キックさんは、それ以上に芸能という世界における「芸人の再生」「コンビの復活」というところをとてもシビアにとらえて、その部分での苦労話をきっちり書いていると思う。そして私は、「ボキャブラ」でそうだったように、いまは「バリバラ」で、おふたりを見て、楽しませてもらっています。

  • しーふぉ

    誰もが掛かる可能性がある病気統合失調症。小学生の頃に親の期待に応えようとして勉強習い事に追い込まれ、中学生の頃には幻聴に苦しめられるカガヤ、芸人となり成功を納めるが忙しいスケジュールやプレッシャーに自分を壊してしまい。復活を相方と模索していく。病気のことは分からないけど、相方や芸人仲間、母親の存在なくして復活はなかった。人によってみんな生かされているんだな。

  • gtn

    簡単な病ではないことが分かる。復活ライブを成功裏に終えた後の加賀谷の苦闘。病に苦しむ相方と同苦しながら、完全復活を目指して共に進もうとする松本。「もしかしたら加賀谷に感謝しないといけないのかもしれない」との松本の言葉は尊い。

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