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ゲーム理論はアート 社会のしくみを思いつくための繊細な哲学(仮)

松島斉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535558922
ISBN 10 : 4535558922
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松島斉 ,  

Content Description

ゲーム理論家が示す生きづらい社会で生きる人のための道標。

目次 : 第1部 アートとしてのゲーム理論(ゲーム理論はアートである/ キュレーションのすすめ/ ワンコインで貧困を救う/ 全体主義をデザインする)/ 第2部 日本のくらしをあばく(イノベーションと文系/ タブーの向こう岸/ 幸福の哲学)/ 第3部 「制度の経済学」を問いただす(「情報の非対称性」の暗い四方山話/ 早いもの勝ちから遅刻厳禁へ/ 繰り返しゲームと感情/ マーケットデザインとニッポン)

【著者紹介】
松島斉 : 1983年東京大学経済学部卒業。1988年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。筑波大学社会工学系助教授、東京大学経済学部助教授、同大学院経済学研究科助教授を経て、2002年から東京大学大学院経済学研究科教授。理論経済学では最大の国際学会であるエコノメトリック・ソサエティーの終身会員(フェロー)。専門はゲーム理論。メカニズムデザインと繰り返しゲームに主要な貢献がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夏希

    経済学のゲーム理論を様々な社会事象や問題解決に当てはめて理論を展開していく。前半は比較的想像しやすい事例を取り扱っていたが、後半は証券取引の方法や政策といった規模の大きな事象が続き理解に苦しむ点があり、サラッと読んでしまった。ゲーム理論が社会の問題を解決するのに効果的なモデルだとゆうことは理解できた。

  • おおにし

    雑誌連載をまとめたためか、同じような話が何度も出てきて読みにくいところもあったが、ゲーム理論の使い方についていろいろと学ぶことができた。従順と同調の心理ゲームからアイヒマンを分析しているところ、ベンサムのパノプティコンの話は興味深い。繰り返しゲームの協調戦略として「村八分」から「居場所探し」へという提案はぜひ理論として完成させてほしいです。

  • Tomoyuki Kumaoka

    ゲーム理論を利用して社会の仕組みを理解・創造する面白さや難しさを説く。本書の多くはメカニズムデザイン(制度設計)について書かれている。初学者はもちろん、ゲーム理論を学んだ人も得られるものが多いはずだ。わずかだが、シェアリングエコノミーの代表格であるウーバーの話も載っており、暗黙の協調で成り立っているという点は興味をそそられる。先日読んだブロックチェーン技術の応用とマッチングの話はどうにか組み合わせられないか、と密かに思う。ゲーム理論家としても活動していかねば、とも思う。巻末の充実している参考文献を読もう。

  • ケニオミ

    書評を読んで、ゲーム理論を理解するための入門書の印象を受けたため手に取ることにした本です。自分が疲れているときに読んだせいもあり、あまり頭に残らない内容でした。要するに無駄な読書でした。

  • さり

    興味部分 ノートまとめ ゲーム理論がどのようなことか分かった。

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