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時間資本主義の時代 あなたの時間価値はどこまで高められるか?

松岡真宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532358457
ISBN 10 : 4532358450
Format
Books
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

すきま時間を買う人・売る人、ダイナミック・プライシング、サブスクリプション―。ほんのわずかな時間の使い方で、人生の満足度に大きな差がつく。それが時間資本主義の時代。気鋭のコンサルタントが消費行動、企業のあり方、働き方まで「時間価値」と「空間」の関係を鋭く読み解く一冊!

目次 : 第1章 なぜ、時間の価値が変わってきたのか―時空のアルバンドリング化現象/ 第2章 時間価値の経済学/ 第3章 時給よりも時間価値の最大化を目指せ―時空のリ・バンドリング競争始まる/ 第4章 時間価値ビジネスの三要素―選択・移動・交感/ 第5章 時間価値の高い人、低い人―公私混同は時間価値を高めるカギ/ 第6章 時間価値の高い人が集まる街に仕事も集まる―逆ドーナツ化する街の風景/ 第7章 思い出の総和が深遠な社会へ

【著者紹介】
松岡真宏 : フロンティア・マネジメント代表取締役。東京大学経済学部卒業後、野村総合研究所やUBS証券などで流通・消費部門の証券アナリストとして活動。2003年に産業再生機構に入社した後、カネボウやダイエーの取締役に就任した再生計画実行に携わる。2007年にフロンティア・マネジメント株式会社を設立し、共同代表に就任。2018年同社は東証マザーズに上場を果たす。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hk

    資本主義とは労働力を詳らかに商品化していくことが要諦だ。20世紀の製造業中心経済では「まとまった時間の労働力」が商品化されていった。製造業においては長くまとまった労働が必要とされたからだ。翻って21世紀のサービス産業中心経済では「すきま時間の労働力」が商品化されている。サービス産業では「僅かな時だけ」の労働力が必要とされるからだ。つまり20世紀には「まとまった時間と労働力」が商品化され、21世紀に入り「すきま時間と労働力」すらも商品化されつつあるのだ。かくして、資本主義は完成の度合いを強めつつある。

  • Roy。

    【公私混同(ワークライフブレンド)のススメ】 スマホの登場で"すきま時間"の概念が生まれ、その時間を最大限活用しようと躍起になっている。しかし、この活用は目的ではなく手段であり"かたまり時"を有意義に過ごすことが目的であることを忘れてはいけない。 また、時間価値(付加価値)の高い人の連絡手段として発信は音声、受信は文字が効率的であることも改めて考えたら納得したし、そういったツールの発達が楽しみである。最後に人間は誰かと時や場を共にせずにはいられない生き物であり1対1で対面で話す価値は今後も最重要だなと。

  • 66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

    とても良かった。仕事にも自分の生活にも、どちらにも示唆が多くあった、まさに本書で言う「ワークライフブレンド」か。長さの概念の「すきま時間」「かたまり時間」に加えて、時間価値の追求方法の違いである「時間の効率化」「時間の快適化」。この二つの方向性で生まれる価値「節約時間価値」と「創造時間価値」、と。なるほどー。スマホを使ってすきま時間に効率よく仕事をして、できた時間をどう使うか。そこに作業をいれたらそれは豊かになれない。価値を生むには人と会うこと、というのも慧眼。人に会う、には本を読むのも含まれる。図書館本

  • しばにゃん

    時間には、その尺の長さでかたまり時間とすきま時間とに区別でき、スマホの普及によってすきま時間の価値がどんどん高まっている。例えばスマホ前にはぼーっとするしか無かった電車の待ち時間が、スマホ後には買い物なり英語学習なりができるようになった。時間の価値は人によって、場合によってバラバラであり、時間を交換し合うビジネスが中国では広まっているというのも面白かった(激務の富裕層が、ひまな低所得者を雇って日本にiPhoneを買いに行かせた等)。

  • ねこ

    読み終わってみると非常に内容の濃いことが書かれていて、とても面白かったです。ただ何せ教科書のように淡々と文章が続くので、合わない人は途中で脱落してしまいそう。でも、会社を経営している人やそれに携わる人、タイトルに少しでも気を惹かれた人は完読をオススメします。時間が自分達に何をもたらすのか、考える良い機会になると思います。

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