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ことばの贈りもの

松岡享子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784885690235
ISBN 10 : 4885690234
Format
Books
Release Date
August/2009
Japan

Content Description

子どもがことばを獲得していく姿を検証しながら、そのことばの力を子どもが持ち続けるために大人はどうすべきか、わかりやすい例をあげつつ、丁寧に説き明かす。そのほか、2つの講演録などを収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • seacalf

    「子どものことばを育てる上で、何が一番大切か?」との問いにイギリスの言語学者ハリデイ氏が答えた「子どものいうことをよく聞くこと」が心に残った。童歌は長い年月に鍛え抜かれた伝承のことば、子供には間を持って話しかける、読み聞かせも出来るだけ間を生かす、など印象に残る文章が多数あり。体験抜きのことばをどんどん仕入れているという指摘は自分も最早その世代であり、TVと共に育児をしているので深く考えさせられた。紹介されていた『ちちははのくにのことば』は即購入。総じて、ことばについて立ち止まって考える良い機会だった。

  • MIKI(magicrose)

    「子どものいうことをよく聞くことです」 これは、イギリスの言語学者ハリデイ氏に、著者が「子どものことばを育てる上で、何が一番大切だとお考えになりますか」とたずねた時の答えだそうです。"こちらからことばをかけるより、向こうのいうことに耳を傾ける方が大切だ"と。大人側から子どもへの「ことばがけ」の重要性は今でもよく強調されていますが、"子どものしぐさ、表情、顔色、音声など、ことばでないもので訴えているもの"を受け止めることの大切さはつい忘れてしまいがち。私もハリデイ氏のお話から教えられました。

  • しずくちゃん

    読み聞かせの仲間からのお薦めで読みました。改めて松岡さんの「ことば」に対する深く重く豊かな思いを受け止めることができました。子どもが心豊かに育つには、ことばを発する以前の保育者と子どもの感情をしっかり伝え合う関係の大切さ、そしてことばを発して学ぶ時期にはその言葉の環境を整えてあげる大切さ、そして子どもの言葉の世界に本を導き入れてあげる大切さを知りました。現代社会の氾濫する言葉の中にも心を支え、養い、人を生かす言葉があること、そんな「ことば」を私達大人は大切につかい子ども達に届けていかなければと思いました。

  • Incisor

    「ことば」は、子どもたちがまず母との関係性のなかで身につけていくという最初の章から心動かされる。本書は深く心に響くことばかりで、まさに著者からの「贈りもの」だと思う。「ことば」のぬくもり。「ことば」がつなぐ世界。その思いと活動には、子どもたちも、そして大人の心も支えられ、生きる力を与えられる。手作りの雪の結晶のブローチが載る雑誌を思い出し、あらためてじっくり眺める。

  • ぷりけ

    読み聞かせのお仲間が貸してくれた本。絵本の読み聞かせを小・中学校と9年やっているけれど、著者も言っているように時代と共に子供の絵本を聞く姿が大きく変わってきていると実感する。読み聞かせの人たちとも、この話をよくしている。 言葉の1つ1つを大切にしようと思わせる一冊でした。

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