Books

おくのほそ道

松尾芭蕉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093621908
ISBN 10 : 409362190X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いつ読んでも新しい、三大俳人の名句の数々。本書は、芭蕉の代表的な俳文「おくのほそ道」の全文と、芭蕉・蕪村・一茶それぞれの代表的な句を収録。原文の魅力をそのままに、現代語訳と解説ですらすら読める新編集。

【著者紹介】
井本農一 : 1913年、山口県生れ。東京大学卒。近世文学専攻。お茶の水女子大学名誉教授。1998年逝去

久富哲雄 : 1926年、山口県生れ。東京大学卒。近世文学専攻。鶴見大学名誉教授。2007年逝去

堀信夫 : 1933年、大分県生れ。東京大学卒。近世文学専攻。神戸大学名誉教授

山下一海 : 1932年、福岡県生れ。早稲田大学卒。近世文学専攻。鶴見大学名誉教授

丸山一彦 : 1921年、栃木県生れ。東京文理科大学卒。俳文学専攻。宇都宮大学名誉教授。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • syota

    『奥の細道』をゆっくり読んだが、ぎりぎりまで言葉を削ぎ落とした簡潔そのものの文章がすごい。例えば「草鞋ながら書捨つ(草鞋をはいたまま推敲もせず書き与えた)」。これでちゃんと文意が通じてしまう。俳人芭蕉ならではの省略の美学を見る思い。内容面では、前半の高揚感と後半の疲労感が印象的だ。さすがにこの大旅行は、老境に入った芭蕉にはきつかったのだろう。やっとのことで大垣に到着するが、疲れも取れないうちに今度は伊勢へと旅立っていく。旅に死ぬのは本望といわんばかりのすさまじい気迫。俳諧にかける執念に圧倒される。

  • クラミ♬

    おもしろうてやがて哀しき…松尾芭蕉の句がカッコイイ〰‼️

  • Tadashi_N

    識字率の高さと、旅行ができる治安の良さと、迎え入れる人々の存在が成立に必要。

  • おゆ

    芭蕉と蕪村は初のまとめ読み。【芭蕉】おくのほそ道/軽みが心地よい句にくらべて、地の文のなんと濃く堅いこと。ストイック&クレバーな新しい芭蕉像が閃く。やはり平泉「夏草や兵共が夢の跡」、最上川「さみだれをあつめて早し最上川」が好き。他、辞世に近い「旅に病んで夢は枯野を駆け廻る」も狂おしく切ない。【蕪村】遅き日のつもりて遠きむかしかな/硝子の魚おどろきぬ今朝の秋/鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉【一茶】前から好きだった一茶の句、けれど今は子どもの不幸を読むのが辛かった。興味の尽きない人なので、そのうちまた改めて。

  • ウワデク

    おくのほそ道。前半は旅の感動が伝わってくるが、後半はただしんどいだけという印象だった。親知らず子知らずは江戸時代でもあんなところを通っていたのかと驚いた。名句集。芭蕉の解説がなんか爺臭い文章で分かりづらかったが他はわかりやすかった。蕪村の俳句は新古今和歌集の貴族の歌のような、想像上の創作という感じであまり良さがわからなかった。奥さんまで勝手に殺すな(笑)。一茶の作品は魂がこもっており心に響くものがあった。現代でも人気があるというのが納得できた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items