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枕草子

松尾聰 / 永井和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093621786
ISBN 10 : 4093621780
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

随筆家の元祖が紡ぐ、平安のエスプリに満ちた日本語の宝石箱「枕草子」から、現代の読者に読んで欲しいと思われる章段を抄出した注釈書。軽妙洒脱で不思議さに満ちた作品世界の魅力を楽しめる1冊。

【著者紹介】
松尾聰 : 1907年、東京都生れ。東京大学卒。平安文学専攻。学習院大学名誉教授。1997年逝去

永井和子 : 1934年、東京都生れ。お茶の水女子大学卒、学習院大学大学院修了。平安文学専攻。学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mizuki

    高校生の頃に暗唱させられた『春はあけぼの〜』が1番音とリズムが美しく、情景が見事に浮かんでくる。清少納言が感じた心ときめきするもの、うつくしきもの、はしたなきもの、くるしげなるもの等、同感でき楽しく読了。大人になってから読むと、枕草子も楽しく読めるのですね。受験生のときには楽しむ気持ちで読んでいなかったこともあると思いますが...。

  • Tadashi_N

    日本初の取り止めもない文章。長さも話題も幅広い。

  • おゆ

    あやしくつぶれがちなるものは胸こそあれ。清少納言の目を通して語られる定子の魅力的なことと言ったら、大鏡や栄花物語にある薄幸の皇后像はすぐに薄らいで、かわりに美しく才気煥発で気持ちの明るい人気者の中宮像がむくむくと立ち現れてきた。斜陽の時を敢えて描かず、敬愛した女主人のときめいていた姿をひたすらに綴った清少納言の遠大な狙いだとまでは言わないけれど、千年の時を越えて訴えかけてくるものが確かにある。そして、そんな中宮定子に重用された彼女自身の誇らしい時代を語る筆の軽やかさ。随筆という枠に収まりきれない魅力です。

  • 抹茶

    昔の人も今の人も、考え方には大差がないのだと思った。可愛いと思うことも、にくらしいと思うことも、読んでいてこれわかる!と思うことが多々あって面白かった。清少納言がもし現代にいたら…ぜひ話してみたい!(笑)

  • TAKA

    漫画で見たものとつながりを感じ、ちょっとだけだけど分かってきた。 香炉峰の話は、要するに言葉の裏を読み取れってことだと思った。

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