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「経験学習」ケーススタディ

松尾睦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478064733
ISBN 10 : 4478064733
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
松尾睦 ,  

Content Description

「経験から学ぶ仕組み」が組織を変える!9社の事例に見る「OJT活性化」「育成支援」「職場内コミュニケーションの促進」

目次 : 第1部 「経験学習」で組織を活性化する(WDBエウレカ―ルーチンワークからも学べる30分ワークショップ/ ヤフー―経験学習を促すトータルな仕組みづくり/ オークローンマーケティング―個別面談を浸透させるための奮闘プロセス/ 東京海上日動火災保険―職場全体で人を育てる「人材育成会議」の狙い/ 堀場製作所―エンジョイメントを前面に出した改善活動)/ 第2部 新入社員を「経験学習」で育てる(KDDIエンジニアリング―新人研修で経験学習サイクルを回す/ サントリー―初めの1年で「思い」と「つながり」を鍛える)/ 第3部 新人と中堅・マネジャーが共に育つ(昭和電工―ストレッチ経験にリフレクションを加え経験学習を活性化/ トヨタテクニカルディベロップメント―経験から学ぶための基礎力を3年間で鍛える)

【著者紹介】
松尾睦 : 北海道大学大学院経済学研究科教授。小樽商科大学商学部卒業。北海道大学大学院文学研究科(行動科学専攻)修士課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科(人間行動システム選考)博士課程修了。英国ランカスター大学よりPh.D.(Management Learning)取得。塩野義製薬、東急総合研究所、岡山商科大学、小樽商科大学、神戸大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sayan

    興味深い点は、経験から学んだ結果として「持論」作りの重要性を説いていること。これに関して、筑波大学の佐野が執筆した論文に神戸大学の金井教授の言葉として以下のように引用する。「研究者が構築する理論で説明できる事象は全体の2〜3割で、残りはその人が置かれた状況、その人の持ち味やグループの構成、そのタイミングでの課題に合わせて埋めていくことが必要になる、とする。したがって、ローカルでパーソナルでタイムリーな持論(状況判断力を盛り込んだ持論)を自分の言葉で編み出すことが重要とする。個人的には相当納得が高い。

  • hajihaji

    経験学習理論が現場でどう活用されているかを紹介した著書。理論の活かし方、有効性の実証という意味でも参考になった。人材開発への資源配分を考え直しました。

  • ちゃいこ

    経験学習の事例は非常に参考になる。自社で取り組むためにはどうするかを考えたい。

  • 足々タリ

    経験学習は組織や個人が活動の中で経験したことを振り返り、学習を行わせるための枠組みである。この本では、ヤフーやサントリーなどの企業が実際に行っている経験学習理論を採り入れた教育制度をケーススタディとして紹介している。面白いのは、どの組織も経験学習理論をそのまま当てはめるのではなく、まず問題点を探り、自らの組織に合う形で経験学習を採り入れている。組織に同じ型はないためである。その点、これらの事例は自分が運営する組織にどう当てはめていくかにも有用といえる。

  • ヨミトロール

    この仕事をやってきたおかげで自分が成長できたと思えるのは幸せなことだね。だけどその幸せを感じるスキルというのがある。経験を振り返って、意味を引き出す所が大切。それができれば、部下の良いところを見つけるのもできるはず。その訓練を企業の中でどうやって続けていくかという課題に取り組んでいるんだね。

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