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親鸞再考 僧にあらず、俗にあらず

松尾剛次

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140911525
ISBN 10 : 4140911522
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

正妻は誰か、夢告はあったのか、なぜ息子の善鸞を義絶したのか。浄土真宗の祖のみならず、日本を代表する思想家、哲学者でもある親鸞の生涯を、これまであまり用いられてこなかった史料をもとに大胆に読み解く。

【著者紹介】
松尾剛次 : 1954年、長崎県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程を経て、山形大学人文学部教授。東京大学文学博士。専攻は日本宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ispanoman

    日本の中世時代に既存の仏教の新興宗門が出来上がっていた経緯を親鸞の人生を軸に解説している。現在の在家仏教、妻帯僧の起源が分かりやすい。

  • オクヨ

    これまであまり用いられることのなかった史料によって親鸞の実像を描き直すという試み。史料批判の手続に難ありか・・・

  • aki

    僧でもなく、俗でもなく、その間をうまく、たちおよいだ親鸞の生涯を簡潔にまとめた本。『破戒と男色の仏教史』の著者だけに、親鸞と師僧の慈円が男色関係にあったことを暴露している。真宗関係の学者には絶対にできない大胆な発言だ。「延暦寺もまた男色文化が全面開花した寺院であった(中略)。稚児は師僧に犯されて初めて稚児になることになっていた」「親鸞も、童子として慈円に仕えていたのであるとすれば、そうした状況下に置かれていたと考えられる」と。

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