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日々是十三

松家仁之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000281201
ISBN 10 : 4000281208
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

恋愛、結婚、そして仕事に子育て。みずから考え、動き、来たるべき時代の男性像・父親像を軽やかに体現してみせた伊丹十三の日々がここに。

目次 : 青春/ 結婚/ 子ども/ 働く/ 育児/ 教育/ 心

【著者紹介】
伊丹十三 : 1933年5月15日、映画監督の伊丹万作を父として京都市に出生。本名、池内義弘。1960年代から『ヨーロッパ退屈日記』『女たちよ!』など、優れたエッセイを数多く著す。商業デザイナー、俳優など様々な分野で活躍。後年自ら監督・脚本も手がけた映画「お葬式」(1984年)で日本アカデミー賞受賞。以後、社会性とエンターテインメント性に溢れるスリリングな十作を次々と世に送り出した。1997年12月20日、逝去

松家仁之 : 1958年生まれ。小説家、編集者。『火山のふもとで』で読売文学賞受賞、『光の犬』で芸術選奨文部科学大臣賞、河合隼雄物語賞受賞

中村好文 : 1948年生まれ。建築家。武蔵野美術大学を卒業後、吉村順三設計事務所を経て独立。「一連の住宅作品」で吉田五十八賞。2007年、伊丹十三記念館を設計

池内万平 : 1975年生まれ。伊丹十三の次男。子役として「お葬式」「タンポポ」に出演。現在は一般企業に勤めるかたわら、ITM伊丹記念財団評議員、(株)伊丹プロダクション取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    編集解説で池内万平が指摘している通り、伊丹十三のエッセイには対話形式で書かれているものが多い。一人が質問し、もう一人が答えるという問答のような対話だが、読者に分かりやすく、ついでに楽しんでもらおうという意図があってのことだろう(読んでいると、落語を聴いているような気分になる)。さらに伊丹は、読者にわかりやすく伝えるには「読者に代わって作者に質問したり、解説したりする役がいた方がいい」と説明し、「その役にうってつけなのは、他でもない自分自身なのね。何しろ、作者が何を言いたいのか全部わかった上で、(つづく)

  • くさてる

    今回のテーマは主に子育てや家族、結婚、教育について。時代的な限界はいろいろあるけれど、いざ自分が家事育児をしてみた経験をこんな風にとらえられる男性が、あの時代にどれだけいたかと思うと、やっぱりすごいよね。しかし、本書に収録された文章で、わたしがいちばん楽しんだのは、息子さんの池内万平さんによる解説だったかもしれません。ユーモラスで、気取ってなくて、素直で素敵。なにより、伊丹十三本人の文章を裏打ちする解説として優れていました。良かったです。

  • ほし

    伊丹十三選集、三冊目の本書は結婚や育児など、伊丹さんの私生活にスポットが当たっています。 子育ての奮闘を描きながら、男も家事育児をすれば主婦のようになるのだと語った「知的生産者諸君!」、次男の夜泣きを伊丹さん独自の方法論で解決した「夜泣き」は必見。 また伊丹さんがみた悪夢を描いた「円盤」は、その後の伊丹さんの生涯を知っている今の我々が読むと更に恐ろしいものがあります。 伊丹さんの次男、伊丹万平さんがかかれた編者解説では、家族から見た伊丹さんのあれこれが語られ、これもまた最高に面白い。楽しい読書でした。

  • GO-FEET

    うん、精神分析なんかにのめり込んでくるあたりからちょっとおかしくなってくるのよね……

  • Ryoichi Ito

    「私は高校野球というのが実に吐き気が出るほど嫌いですが,それは高校の野球選手たちの顔つきがあまりに愚かしいためで…」顔つきはともかく,どうしてみんな毬栗頭なの?高校野球だけだよ。

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