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伝説の算数教科書〈緑表紙〉 塩野直道の考えたこと

松宮哲夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000074759
ISBN 10 : 400007475X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2007
Japan

Content Description

カラー刷りで絵本かと思えるほどの算数教科書が戦前にあった。数の概念や演算がいかに生まれてくるかを、日常生活と結びつけて理解させた画期的な内容。その内容と編纂した塩野直道の思いを伝え、算数教育を問う。〈受賞情報〉毎日出版文化賞自然科学部門(第67回)

【著者紹介】
松宮哲夫 : 1933年茨城県鉾田生まれで大阪育ち。緑表紙で学んだ最後の世代。1956年大阪学芸大学(数学)卒業。大阪市立天王寺中学校、大阪学芸大学(のち大阪教育大学)付属天王寺中学校副校長を経て、1981年大阪教育大学助教授、教授、同大学付属図書館天王寺分館長を歴任し1999年定年退職。内蒙古師範大学客員教授。数学教育学会相談役。数学教育学、数学教育史、日中数学教育交流史を研究。古書店巡りと俳句が趣味で『梨の花―句文集』(1999)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小鈴

    算数のカリキュラムはいつからできたのか。そこに大きな影響を与えた教科書があった。尋常小学算術、別名「緑表紙」である。使われた期間はたった八年。しかし、多くの子ども達の記憶に残った。算術中心の黒表紙からカラーイラストの緑表紙の反響は大きく幼児に買い与える親も多かった。玉入れの玉数えから始まり、地球の大きさまで測定する(無限にも触れる)!。一方計算力が落ちるなどの批判も。さて、黒教科書の背景には形式陶冶説があり、形式的能力を育てれば自ずと他の学習にも転移(伸びる)するという考えで、これは公文式の考えと一緒だ。

  • calaf

    昭和初期(10年〜18年頃)に使われた小学校(当時は名前が違う?)の算数の教科書。使ったのは昭和3年4月〜昭和9年3月に生まれた日本国民。著者はこれを用いた最後の学年だったらしい...カラーオフセット印刷だったのか...

  • takao

    ふむ

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