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文系でもよくわかる 宇宙最大の謎!時間の本質を物理学で知る

松原隆彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784635130172
ISBN 10 : 4635130177
Format
Books
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

ビッグバンと時間の始まり。サイクリック宇宙=終わりのない宇宙。時間は伸び縮みする。物理学では時間の向きは存在しない。宇宙の終末に時間も終わるのか。意識は粒子でできている?―時間の流れの中で、同一の意識が再生する可能性。超ひも理論とループ量子重力理論が扱う時間の違い。なぜ時間は60進法なのか。物理学と哲学の時間の権威が議論すると。

目次 : 1章 「物理学」の時間―物理学者は時間をどう扱ってきたのか(ホーキングが撤回した「逆転する時間」/ 時間の流れは錯覚か―「ボルツマン脳」「世界5分前仮説」 ほか)/ 2章 時間の「はじまり」―それは宇宙のはじまり(時間が始まるとき/ 宇宙誕生から「1プランク時間」後―ミクロな宇宙が生まれた ほか)/ 3章 時間の「おわり」―宇宙に終わりは訪れるのか(宇宙の終わり方/ 明日、宇宙が終わるかもしれない ほか)/ 4章 時間の「道具」―時計が人々の生活を変えた(自然のサイクルで時を計る―日時計、水時計、砂時計、火時計/ 変わらない周期をつくり、時を計る―機械式時計 ほか)/ 5章 身の回りの時間―1日はいつも24時間か(体感する時間は伸び縮みする/ なぜ時間だけは60進法なのか ほか)

【著者紹介】
松原隆彦 : 高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。東京大学、ジョンズ・ホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • to boy

    これは期待外れの一冊。「時間の本質」と言いながら宇宙の歴史やら時計やら暦の話が多くてがっかり。時空間という世界で何故時間だけが行きつ戻りつをできないのか、時間はこの宇宙が無くなっても流れていくのかなどもっと根源的な話を期待していたのに残念でした。

  • HaruNuevo

    時間の本質を探ってきた人間の営為とその成果を解説し、さらに宇宙開闢から宇宙の最後までの時の流れについて今考えられている理論を解説しながら時間の存在をどう捉えるべきなのか問いかける一冊。 宇宙論と素粒子論の接点も知ることのできる、とてもお得な一冊だと思う。

  • KAN

    時間の本質を相対性理論の時代から最新の数物理論に基づき、入門的に書かれているので読みやすい。著者の文章は解説プラス、その発見にまつわる物理学者たちのエピソードがつづられていて読みやすい。ダークマター、ダークエネルギーについて現代の学者たちがどのように取り組んでいるのかがよくわかりました。時計の歴史については物理学的に進化してきた内容が人間の内的感覚的時間がどのように規定してきたか、時間の本質というものはどこまでも興味が尽きない、と思いました。

  • 大島ちかり

    不思議な気持ち。日本の今の時間の割り振りになったのは、明治から。今も時間の歪みがあってずれている。地球の自転が遅くなる代わりに月の公転が早くなっている。それじゃあ、時間が経つのが早く感じたりなかなか時間が経たなかったりするわけだ。

  • Hiro

    時間に関する最新の物理学の話がわかりやすくまとまっていた。すごく読みやすかったけど、割と知ってる話が多くて、読んでてワクワクするという感じではなかった。どっちかというと、雑学書みたいな感じだった。ただ、今でいろんな所で見聞きしたことのよい復習となった。

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