Product Details
ISBN 10 : 4480097074
Content Description
驚異的な経済成長をもたらし豊かな社会を実現する一方で、格差を常態化し、深刻な不況をくり返す資本主義。その原因はどこにあるのか―。ヒュームやスミスにはじまり、マルクスそして新古典派の登場をへて、ケインズ、ハイエク、ヴェブレンまで。経済学の巨人たちは、自らが生きた時代の課題にとりくみ、その思想を形成した。本書は、そうした現実的背景に照らしながら、かれらの理論の核心を平明に説く。さらに後半では、貨幣や消費などの重要テーマごとに経済分析のあり方を問うことで、経済思想の今日的意義を浮き彫りにする。経済という人間の営みを根底からとらえなおす、決定版入門書。
目次 : 第1部 経済思想の歴史(市場社会の成立/ 古典派の成立―アダム・スミス/ 古典派の展開―リカードとマルサス/ 古典派の隘路―マルクス/ 限界革命と新古典派/ 社会主義経済の可能性をめぐって/ 資本主義の変貌―ケインズ/ 消費社会化と市場自由化―市場の高度化と経済思想)/ 第2部 経済思想の現在(方法について/ 制度について/ 貨幣について/ 消費について/ 企業について/ 市場と公正/ グローバライゼーションについて/ 経済思想のゆくえ)
【著者紹介】
松原隆一郎 : 1956年神戸市生まれ。東京大学工学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学、相関社会科学。社会科学と俗世に関する該博な知識を駆使して論壇でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬弐仟縁
読了日:2016/05/12
masabi
読了日:2016/04/08
Ex libris 毒餃子
読了日:2018/10/19
ア
読了日:2021/01/26
akiakki
読了日:2022/04/12
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