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サイバーセキュリティ 組織を脅威から守る戦略・人材・インテリジェンス

松原実穂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103530312
ISBN 10 : 4103530316
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan

Content Description

攻撃者の実像、その手口とは。守りの体制はどう構築するのか。防衛省出身のインテリジェンス専門家が、実例を挙げ対処法を伝授する。  


【著者紹介】
松原実穂子 : 早稲田大学卒業後、防衛省にて9年間勤務。フルブライト奨学金を得て、米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)に留学し、国際経済及び国際関係の修士号取得。修了後、ハワイのシンクタンク、パシフィック・フォーラムCSISにて研究員として勤務。日本に帰国後、株式会社日立システムズでサイバーセキュリティのアナリスト、インテル株式会社でサイバーセキュリティ政策部長、パロアルトネットワークスのアジア太平洋地域拠点における公共担当の最高セキュリティ責任者兼副社長を歴任。現在、NTTのチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストとしてサイバーセキュリティに関する情報発信と提言に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おさむ

    サイバー攻撃に関する入門書。著者は日米のシンクタンクや民間企業での経験を基に世界の現況や求められる対策について提言する。すでに一部の企業内にはCSIRTと呼ばれる緊急駆けつけ部署や、監視や検知を担うSOCという部署があるとのこと(うちの会社にもあるのかなぁ‥‥)。そして、業界毎にサイバー攻撃のインテリジェンスを共有するISACという枠組みも広がっているのだとか。また、日本はこれら業務を担う人材が少なく、その育成が急務だそうだ。サイバー戦争が現実味を増す今、この分野への注力の必要性を痛感しました。

  • 紙狸

    2019年刊行。サイバー攻撃を行う主体は、国家の組織、国家とつながるハッカー集団、一匹狼型ハッカーと多様で、被害を受けるのも、国家、企業、個人と幅広い。この本は、サイバー攻撃・防御を巡る様々な側面をカバーしている。2015年にウクライナで起きた停電を、インフラへのサイバー攻撃の実例として重視し、詳しく書いている。2022年にロシアがウクライナに侵攻した際にもサイバー攻撃を伴っていたことを考えれば、先見の明があったと言える。日本語が平明なのも特長だ。

  • koji

    本書は、サイバー攻撃の実例、攻撃者の正体、サイバー防御を担当する人たちの活動、サイバー脅威インテリジェンスの仕組み、サイバー防御への企業の取組み(見える化と多層防御)の観点から、サイバーセキュリティ(コンピュータやITに関連する攻撃を防止する対策)について、難解な用語を省き分かり易くまとめた概説書。一読して感じたことは3つ。@企業がまず行うべきは、怖れながらも怯まずリスク管理体制の基本を徹底すること、Aこの分野での日本の立ち後れを国は一刻も早く解消するよう切に要望すること、B自分の中に心構えができたこと

  • たこ焼き

    Csirtというサイバー攻撃への駆けつけ救助隊。ハニースポットでサイバー攻撃をおびき寄せる。サイバーセキュリティのアウトソースはどこまでやれば良いのか、産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会。セキュリティー部門は普段感謝されず、問題が発生した時に詰められるのでストレスが大きい。レッドチームを作って、社内で攻撃のシミュレーションをする。サイバーセキュリティ製品だけでなく、社内でセキュリティー人材を内製すべし。

  • Yuichi Tomita

    再読。割とスタンダードなことが技術的なことは含まずに書かれていて、そこが分かりやすい。

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