Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• mae.dat

  読了日：2025/11/03

  動物行動学からどんな事が分かったのか、具体的な例も示されますが、そう言ったものが話の中心では無くて。動物行動学はどの様な学問であるのか、動物行動学者はどの様に被験者にアプローチしているのかと言った話の印象です。想定する読者は「大学に進学したら動物行動学を学んでみたい気もするけれど、今学んでいる『生物』の授業って暗記科目でいまいち乗り切れないんだよな〜」って言う中高生なのかなぁと言う感じがします。学校の授業はルールを学ぶ段階なのだから。それが済んでからが本番（本当に楽しくなる）なのだよ。とね。

• ブルちゃん

  読了日：2025/10/04

  動物ってなんでこんな事してるんだろう？それはね！っていう本かと思ったら、科学とは何か、、というわたしが思ったよりも、5倍くらいむずい本で、半分ほど苦しい闘いとなってしまった笑　しかしミツマタヤリウオやオニアンコウのオスとメスの比較などにはびっくり！その他にも様々な生き物が登場し、楽しめた部分もたくさんあった✨

• kuukazoo

  読了日：2025/09/20

  ヒトはなぜ動物を観察するのか。元々は狩りや身を守るためだったろうが、動物の行動にドラマや教訓を見たり、ただの好奇心が研究に発展したあげく、動物行動学という学問ができてしまったり。でも「なんで君たちそんなことしてんの？」がこの世界にあふれていて、それを読み解こうとする人たちがいるのは素晴らしいことだなと思った。生きものたちの事例だけでなく（特に生き残るための繁殖と捕食の戦略のユニークさといったら！）、動物行動学における科学的な態度や客観性の担保についても分かりやすく（ぶっちゃけ）書いてくれてるのも良かった。

• 樽

  読了日：2025/11/25

  動物行動学としての考え方の流れの中に、面白エピソードを落とし込んでくれるので、少し俯瞰で見ることができたような気がする。

• 左近

  読了日：2025/10/21

  タイトルは軽く、毎度ながら、ユーモアを交えた文章も読みやすいが、中身は真面目。動物行動学のみならず、科学とは何か？というテーマについて、様々な実例を題材に説明してくれる。もともとあった似非科学に加え、パンデミックの辺りから、科学に見せかけた利益誘導、身勝手な主張が幅を利かせるようになった現代社会に、大切なことを問いかけていると思う。そして「役に立つのか」なんて、それこそ「役に立たない」基準の愚かさよ。知りたいから、気になるから、面白いから、楽しいから、で十分でしょう。人間の知性はもっと豊かなはず。

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