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現代怪談 地獄めぐり 竹書房文庫

松原タニシ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801915879
ISBN 10 : 4801915876
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    珍しく前書き後書き一切なしの5人の作家による怪談アンソロジーですね。まあ皆さんそれぞれの個性が出て実力伯仲ですが、冒頭の松原タニシさんが生真面目過ぎて何か物足りなく惜しいなと思いましたね。一応お笑い芸人さんなのですから文筆に於いても少しはボケをかましてくれたら強みと魅力が増すだろうと思いますので今後に期待しますね。『トイレ』内藤駆:児玉さんは小学校低学年の時に、おばあさんの通院に病院に一緒に付いて行った。彼女がトイレに行き個室に入るとナースコールのボタンがあり衝動的に押したところ、女性看護師が駆け付けた。

  • HANA

    実話怪談アンソロジー。松原タニシと川奈まり子が独自のスタイルを出していたけど、あとは実話怪談の文脈に極めて忠実な作品ばかりであった。よく言えば安定、悪く言えば新味が無い。川奈まり子は相変わらず地霊を感じられる作品ばかり、もうあの考証のような怪談は書かないのかなあ。江戸時代の随筆みたいで好きだったんだけど。松原タニシはこの突撃するルポみたいなノリは好きです。『新耳袋殴り込み』を思い出すなあ。中盤から後半にかけては特に印象に残る話は無し。実話怪談の形式が安定しすぎて、その中に含まれるのは印象に残らないのかな。

  • 眠る山猫屋

    5人の実話系怪談作家さんの饗宴、というか持ち寄った小品といった感じ。クオリティは高いと思う。松原タニシさんの遍歴から始まり、メインディッシュは川奈まり子さん牛抱せん夏さんの女流作家さんたちかな。筆致が確立されていて、安定の読み心地。牛抱さんの『モーテル』は、この本最恐と感じた。ナンパした彼女と宿泊した田舎のモーテルの一夜。斜め上からの恐怖に震える。後半の内藤駆さん西浦和也さんも怖さのツボを心得ていらっしゃる。総じて怖いが、後味は悪くない。

  • かおりんご

    5人の怪談師の話を集めたもの。どれも短く、さくっと読めます。残念ながら、そんなに怖さを感じませんでした。西浦和さんの話はやっぱり生で聞いた方が怖さを感じますね。非日常な話が多かったから、いまひとつ自分重ねられなかったのかも?

  • ネムコ

    事故物件住みます芸人・松原タニシさんをはじめ、五人の怪談人が語る本当にあった怖い話。バラエティに富んでいて、面白かった。

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