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表現の自由に守る価値はあるか

松井茂記

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641228009
ISBN 10 : 4641228000
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 ヘイトスピーチと表現の自由/ 第2章 テロリズム促進的表現と表現の自由/ 第3章 リベンジ・ポルノと表現の自由/ 第4章 インターネット上の選挙活動の解禁と表現の自由/ 第5章 フェイク・ニュースと表現の自由/ 第6章 「忘れられる権利」と表現の自由

【著者紹介】
松井茂記 : ブリティッシュ・コロンビア大学教授、大阪大学名誉教授。1955年愛知県に生まれる。1978年京都大学法学部卒業後、同大学大学院修士課程を経て、1980年京都大学法学部助手、1983年大阪大学法学部助教授、1994年同教授。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 崩紫サロメ

    表現の自由とそれへの規制に関する論文集。ヘイトスピーチ、テロリズム促進的表現、リベンジ・ポルノ、インターネット上の選挙活動、フェイク・ニュース、「忘れられる権利」の6つのテーマを扱う。著者は規制に慎重な姿勢を示すが、「価値の低い表現には低い保護で足りる」という主張に批判的であり(p.88)、それはともすれば多数派が少数派の表現を排除することにもつながりかねないと懸念する(p.288)著者は表現の自由の濫用に対する最も有効で安全な対抗手段は、より多くの表現と、国民による相互監視と相互批判であると考える。

  • アルミの鉄鍋

    ★3 最初はヘイトスピーチやリベンジポルノの話で難しいなぁと思ってたけど、後半になるにつれてフェイクニュースやGoogleの忘れられる権利の複雑さがとても興味深く面白かった。どのテーマも奥が深いけど、後半は業界が似てるのでとても勉強になった。

  • Go Extreme

    日本におけるヘイトスピーチ問題の歴史 在日韓国・朝鮮人 民事的救済および刑事処罰の可能性 禁止を求める声の高まり 禁止の合憲性 提案されている禁止は正当化されるか テロリスト行為とテロリズム促進的表現 各国のテロリズム対策 違法は行為の扇動と表現の自由 テロリズム促進的表現と表現の自由 政府とプラットフォームの共同規制 リベンジ・ポルノ 公表禁止と表現の自由 加害者の特定とサイト管理者の責任 インターネット上の選挙活動の解禁 フェイク・ニュースと表現の自由 忘れられる権利と表現の自由

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