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写実絵画とは何か? ホキ美術館名作55選で読み解く

松井文恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784915919978
ISBN 10 : 4915919978
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界でもっとも高い技術レベルを誇る日本の写実絵画は、日本でも今また多くのファンを魅了しています。誰でも簡単にわかると言われる写実絵画ですが、実はその魅力を堪能するにはコツが必要です。これまではただ綺麗、凄いと思っていた絵画も、絵に描かれた背景や画家たちの思いを知ることで、一歩進んだ写実絵画を楽しむことができます。もっと身近に、もっと素敵に見える写実絵画の楽しみ方を、現代の画家たちが描いた作品をモチーフ毎に豊富なカラー図版でご紹介します!加えて、一目で分かるファン・エイク、フェルメール、レンブラント、ベラスケスなど、西洋名画の写実絵画の歴史もまとめています。また、世界初の写実絵画専門の美術館ホキ美術館の館長や、ヨーロッパ近代美術館(MEAM)の館長にスペイン現地で行ったインタビュー取材も収載。

【著者紹介】
安田茂美 : (株)西武百貨店販売促進部、(株)電通文化事業部を経て、松井文恵と2010年(株)IMPRESSION設立。これまでに、オルセー美術館展、北京故宮博物院展、エルミタージュ美術館展および大型イベントを手がける。現在、東京藝術大学客員教授

松井文恵 : アートライター。Sotheby’s Educational Studies,Londonで西洋美術史を学ぶ。オルセー、ウフィッツィ、ドレスデン、クレムリン、ヴェネツィア、ベルリン、アムステルダムなど、日本での美術展紹介のために海外に多数取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • harass

    レビュで知ってそのままだったが図書館にあるのを最近知って借りる。写実絵画の専門美術館の作品と作者の解説をまとめたもの。写真と見間違うような超絶的な技術と手法を駆使した絵画に唸ってしまう。千葉にあるようだがこの美術館を訪れて間近で絵を見てみたいものだ。

  • やいっち

    仕事の車中の楽しみで再読。惚れ惚れする作品が幾つも。女性を描いた写実画もいいけど、静物画や風景画も素晴らしい。中には素晴らしい風景画があった。本書の作家自身による説明や作品を観て、ますます実物が観たくなった。 精緻な描写を堪能するには実物だろう。もどかしい。出来のいい複製画ってのは邪道?  技術と根気と研究心と対象への愛情があれば、素敵な女性のヌードを何ヵ月も費やして描くって、楽しいだろうなー。風景や静物でもいいんだけど。

  • クリママ

    塩田武士「存在のすべてを」を読み、どうしても写実画を観たくなり、ホキ美術館へ。その前の予習として読む。写実画の作成方法、写真との違い、過去の作品との比較、展示作品の解説など、勉強になる。実際に観れば、一枚ずつ違う葉の表情、人物画では、肌、髪、衣服の素材それぞれに異なった質感など、感嘆するばかり。でも、できる限り顔を近づけ、正面から見たり、横から見たりするが、どうやって描かれているのかやはりよくわからない。だたそれらの作品が、作者の思いを筆に乗せ、長い時間をかけて描かれていることがわかる。

  • やいっち

    同じ写実絵画といっても、作品の世界は作家によってずいぶん違う。惚れ惚れする作品が幾つも。逆に上手いとは思うけど、感心できない作品も。女性を描いた写実画もいいけど、静物画や風景画も素晴らしい。中には素晴らしい風景画があった。実物、観たい。  近年は、NHKでも写実絵画の特集をするようになった。この美術界における写実画への傾斜は何を象徴しているのか?  技術と根気と研究心と対象への愛情があれば、素敵な女性のヌードを何ヵ月も費やして描くって、楽しいだろうなー。風景でもいいんだけど。

  • じーにあす

    写実絵画専門の美術館、ホキ美術館の世界。美しい。写真のようでいて、写真とは異なる。リアルでいて美しい絵画を堪能出来ます。女性を描いたものから風景画、静物画、そして男性を描いたものまで。描かれた人物が今にも動き出しそう。現実のようで現実ではない風景・静物に息を飲む。「写実は、そっくり描ければ良いのではない。それを越えるものを表現できるかどうか」写真では作り出せない世界が写実絵画にはある。個人的には島村信之さん、森本草介さん、青木敏郎さんの絵が好み。実物をこの目で見てみたい。

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