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侠 講談社文庫

松下隆一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065382035
ISBN 10 : 4065382033
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつては名うての博徒、今や寂れた蕎麦屋の銀平。最期に挑むは自らの生を賭した大博奕。人生の黄昏に涙する、時代小説の新たな傑作!

【著者紹介】
松下隆一 : 1964年、兵庫県生まれ。京都の松竹撮影所内にあった伝説の「KYOTO映画塾」を卒業後、脚本家になる。「二人ノ世界」が第10回日本シナリオ大賞佳作入選、2020年7月、林海象プロデュース、永瀬正敏主演で映画化公開。『羅城門に啼く』で第1回京都文学賞最優秀賞、『〓』で第26回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うわじまお

    初読みの作家さん。読友さんのコメントに興味がわいて手に取った一冊です。江戸時代に生きた、一人の侠客・博徒、銀平(60歳)のお話。飢饉を逃れ北海道から父と江戸へ。そこから始まる山あり谷ありの人生。過去と今、関わったさまざまな人々と交わりながら、銀平劇場は終焉へと向かう。なんだか期待以上のとてもよい小説でした。感謝。

  • コニタン

    この作品を読み終わって、ちょっと気が重かった。博打には勝ったが、人生最大の危機は、勝利の瞬間にあると言う事だなぁ。

  • 南雲秋人

    珍しく江戸時代を舞台にした小説でしたが、これがとても面白く、思わず驚かされました。 文字が大きく、ページ数も少ないため、すぐに読み終わるだろうと予想していたのですが、内容は非常に濃密で、読み応えのある一冊でした。 読み進めるうちに物語の世界に引き込まれ、ずっとその中に浸っていたくなるような、そんな魅力に満ちた作品です。 たまには、時代小説を読んでみたい、そう思う方には、ぜひおすすめします。

  • 烏骨鶏

    橋のたもとで儲けの出ない程度に営む蕎麦屋。訪れる常連客もそこはかとなく生に疲れた感じで、ふと起きた出来事もやりきれない方向へばかり流れていくのだが、その心の動きが私達市井に生きる人のありのままかも知れないなどと思う。 作中人物につい幸運を願ってしまうけど、そうじゃない展開が読後もなんだか胸にしみる。

  • ナオ

    この題材で長編小説が書けるところがすごい。

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