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ISBN 10 : 4874156835
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明快な主張を掲げ、「環境への権利」を世に問うた豊前環境権訴訟。「裁判第一準備書面」を含め、その経緯を記した文章を集成。環境問題の急迫した今こそ読まれるべき、松下竜一・草の根思想の出発点。
【著者紹介】
松下竜一 : 1937年2月15日、中津市に生まれる。10月、肺炎の高熱のため右目失明、多発性肺嚢胞症を発症。1956年3月、中津北高卒業。5月、進学を諦め、豆腐屋を継ぐ。1970年7月9日、豆腐屋をやめ、作家宣言。1972年7月、中津の自然を守る会発足。梶原得三郎と出会う。1973年3月、環境権訴訟をすすめる会結成。1979年4月、豊前海戦裁判で、罰金刑。8月、豊前市中央公民館で「豊前人民法廷」。翌日豊前環境権裁判、門前払い判決。控訴。1981年3月、控訴審、却下判決。上告。1982年1月、環境権訴訟をすすめる会解散。6月、『ルイズ、父に貰いし名は』で講談社ノンフィクション賞受賞。1985年12月、環境権訴訟、最高裁が却下判決。2003年6月、築城基地前座込み169回に参加。6月、福岡市で講演の後、小脳出血で倒れる。2004年6月17日、中津市の村上記念病院で、多発性肺嚢胞症による出血性ショックにより死去。67歳
新木安利 : 1949年、福岡県椎田町(現・築上町)生まれ。北九州大学文学部英文科卒業。現在、築上町図書館勤務。75年から『草の根通信』の発送手伝い
梶原得三郎 : 1937年、大分県本耶馬渓町(現・中津市)生まれ。大分県立中津南高等学校卒業。住友金属小倉工場勤務。73年、環境権訴訟をすすめる会結成。豊前環境権訴訟原告。74年、豊前火力建設阻止行動で豊前海戦裁判被告。75年からさかな屋となり、92年、東九州女子短期大学学生寮の管理人となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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