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現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね

東直子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784394980070
ISBN 10 : 4394980070
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
東直子 ,  

Content Description

解説付き。歌人・東直子が、今の言葉で詠み直したフレッシュな百人一首。

目次 : 天智天皇/ 持統天皇/ 柿本人麿/ 山辺赤人/ 猿丸大夫/ 中納言家持/ 安倍仲麿/ 喜撰法師/ 小野小町/ 〓丸/ 参議篁/ 僧正遍昭/ 陽成院/ 河原左大臣/ 光孝天皇/ 中納言行平/ 在原業平朝臣/ 藤原敏行朝臣/ 伊勢/ 元良親王〔ほか〕

【著者紹介】
東直子 : 歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ikutan

    和歌の表面に出てきている言葉と表情を掬い取り、現代の言葉に置き換えた現代短歌版百人一首。百人一首は、子どもの頃から歌留多で親しんできたけれど、このような形で百首を全部をじっくり味わったのは、初めて。恋の駆け引きや焦れる思い、何と情熱的なこと。悲哀や寂寥。様々な感情に心を揺らし、長閑な風景や自然の美しさに胸を打たれた歌人たちの思いが、現代語に置き換えたことで、真っ直ぐに伝わってきます。また、解説で、多くの技巧が施されていると知り、和歌の奥深さに感動しました。東さん直筆のカラフルな装丁やイラストも素敵ですね。

  • かんらんしゃ🎡

    東さんは過去に『とりつくしま』と『キリオ』 どちらもやさしい話だった。この本からも彼女のやさしさが伝わってくる。訳自体が31文字の歌になっていて一冊の歌集。さすがに歌人と言うべきだけど、あまりにも本歌に沿いすぎてる気がする。訳の中にも著者の個性が欲しいと思うのは古典への冒涜だろうか。奈良弁の万葉集がHITした後だけにもう少し攻めたのが読みたかったな。

  • ダミアン4号

    『誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに(藤原興風)/長生きしたけど友達は皆、逝ってしまった』つい最近の事だったので旅立った父との会話を思い出します。冗談半分に「お葬式には誰を呼んで欲しい?」「皆逝っちゃったから呼んで欲しい友達もいないなぁ」と…想い人に恋焦がれる和歌が多い中で地味な印象を受けるこの一首が今はとても心にしみます。“勉強”した百人一首には感動しなかったけど千年を生きたベストセラーは違う。今更のように心が震える。飛鳥、平安から鎌倉期まで…雅なインフルエンサーが選んだ百首を是非あなたに!

  • あや

    東直子さんによる百人一首の現代語訳。ちゃんと57577にしているところがすごいです。お子さんに読ませると役に立ちそう。私は短歌の原点が百人一首だったので、大変興味深く読みました。解説も丁寧。

  • まぁみ

    圧巻です。もう素晴らしいとしか言いようがない…感服。現代語の清らかな歌たちが百人一首だとは思えないほど斬新です。いやあ、大変だったと思いますよ…100首を詠み直したのですから。解説がまた、良き良き♪一生手元に置いて好きな時に開いて生きたい。一読では1、4、9、36、40、41、44、50、54、56、63、73、77、82、89 に付箋紙(笑)。タイトルから/花々は色あせるのね長い雨ながめて時は過ぎゆくばかり (花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに)

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