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千年ごはん 中公文庫

東直子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122055414
ISBN 10 : 4122055415
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
東直子 ,  

Content Description

山手線の中で出会ったおじさんのクリームパンに思いを馳せ、徳島ではすだちを大人買い。これまでも、これからも、連綿と続く日常のひと皿に短歌を添えて。日々のおだやかな風景を歌人が鋭い感性で切り取る食物エッセイ。

目次 : 1 今日のビタミン―短歌添え/ 2 つらつらごはん日記

【著者紹介】
東直子 : 1963年、広島県生まれ。96年「空かんむりの訪問者」で第七回歌壇賞。そのほか、ミュージカル脚本や朗読など幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    なんか読んだことがあるなーと思ったら「今日のビタミン」を改題したものだった。で、やっぱり印象に残ったのは「適当ちらしずし」だった。日常のごくありふれた料理、もっと肩の力を抜いて食事を楽しまなくちゃな。あれもこれも試してみたい。月日が経ち、家族構成も変化して一人で食べるご飯。「テキトー」ではなく自分のために「適当」に作っていきたい。

  • やすらぎ

    食材や調理に向ける眼差しが美しい。和えるってなんて素敵な言葉。混ざり合いお互いの風味を際立たせる。対立や阻害ではなく協力し合う。…お豆腐は優しい。幸せなときは膨らませてくれるし、悲しいときは溶かしてくれる。「おとうふのふたつよりあうさまを見て、かなしくなってはいけないのです」…食事のエッセイに一品添える短歌が秀逸。「クリームのやわらかく煮え午後となる。ただなきたくてなく風を聴く」…冬になっても陽の光は降ってくる。ほろ苦い思い出もあるけれど、まめまめしく過ごせますように。今日もうれしい食卓でありますように。

  • masa@レビューお休み中

    短歌を読むまで知らなかったのですが、本屋に短歌集って置いていないものなんですね。俳句や短歌本って、当たり前に本屋にもあると思っていました。『千年ごはん』は、日々のごはんのことを詠う日常歌が収められています。黒豆、ちらしずし、クリームパン、天麩羅など…。東さんが作る家庭料理や、日常で見る食べ物のことをエッセイと短歌で綴っています。短歌も素敵だったのですが、個人的には『つらつらごはん日記』がめちゃくちゃ面白かったです。言葉が面白いというか、表現が独特というか…。いや、やはり東さん自身が面白い方なんだろうなぁ。

  • あつひめ

    特別な料理ではないけれど、こんなに素敵に見える。ってことは私だって同じようなものを作った時にはこんなに素敵なんじゃない!と自分のことまで褒めたくなりました。点訳したい本を探していたところだったので、つらつらごはん日記を点訳させてもらおうかなぁなんて思ってます。日常が素敵になるような見方ができるように、飾らないし力強くもないけど教えてくれている。そんな気がします。短歌の心得がない私でも、そのコンパクトに風景を表現できるのが短歌なんだ〜とわかる作品でした。食って生きること。もっと大事にしないとと反省しました。

  • コットン

    今日のビタミン☆短歌添え☆、つらつらごはん日記の食のエッセイ二本立て。短歌添えの方が面白く、(7.お好み焼きが焼けるまで)の身重でお好み焼きの具材を買い出しするがむきエビしかなかったのに友だちはかつお節を躍らせて楽しんだ時の歌「山芋のねばねば入りのタネ流しあんたおもろい人やとおもう」創作だろうけど、なんか嬉しい出来事

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