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自閉症の僕が跳びはねる理由 2 角川文庫

東田直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044001513
ISBN 10 : 4044001510
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

考えてもみて下さい。生まれて一度も人に本当の言葉を伝えたことのない人間が、どんなに不安を抱えながら自分の言葉を伝えているのかを―。皆が自閉症者に感じる「なぜ?」について当事者の気持ちをQ&Aで綴り、大反響を呼んだ前著。高校生編となる本書では、会話ができず苦しみ、もがく中で気づいた喜びや希望を活き活きと綴る。『続・自閉症の僕が跳びはねる理由』を改題。文庫化にあたり16歳当時の貴重な日記を収録!

目次 : 第1章 コミュニケーション/ 第2章 感覚/ 第3章 時間/ 第4章 行動/ 第5章 興味・関心/ 第6章 感情・思考/ 第7章 援助/ 第8章 今、そしてこれから

【著者紹介】
東田直樹 : 1992年8月千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫)で、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mae.dat

    中学生(13歳)だった前作から、高校生(18歳)になったアップデート版。1問1,2ページ答形式。行動に関するもどかしさは相当ですよね。東田さんが周りをみて、知覚する世界が楽しく美しいものだと感じてみえられる様で何よりだなと思います。若しかするとその解像度は(一応健常者である)儂よりも高いのでは無いかとも。(抽象的な表現が多い)絵本より(事実が粛々と述べられているだけの)辞書の方が分かりやすくて良いと言うのも、とても興味深い事象に思えます。抽象的、解釈の幅のある言葉は自閉症の方には致命的であるとか。

  • Tetchy

    自閉症の人の気持ちを理解しようと前作を読んだとき、私はどうも受け入れがたかった。それは「解ってください」、「お願いします」の連続に辟易したからだ。そして私は東田氏がこれほど素晴らしい文才を持っているのに、どうしてそんなに卑屈になっているのかに腹を立てていたことに気付かされた。お願いなんてする必要はない。卑屈になる必要はない。なぜなら君は立派な社会の一員で、むしろ普通の人にはない素晴らしい才能に満ちているのだから、胸を張ってほしいと思ったのだ。東田氏がもっと高く跳びはねられるような社会になれるといいなぁ。

  • 佐島楓

    理解されないということは、人にとってつらいことである。著者である東田さんは、自己分析がきちっとできているのに、思うようにならない自分自身に苦しみ続けている。他者に対する想像力は、障がいのあるなしにかかわらない。東田さんの孤独と「理解してほしい」という叫びに触れて、涙が出た。

  • アナーキー靴下

    前作は13歳のとき、こちらは16歳頃に書いたものとのこと。自閉症という自分らしさを大切にしつつ、社会生活に適応するため歩み続ける著者は、3年前よりさらに優しく力強い印象。ずっと自閉症の話をしているはずなのに、読んでいると、著者が自閉症ということを忘れてしまう。というか、まるで自分自身の心が語りかけ、大切なことを教えてくれるかのように思えてくる。過去を忘れる機能が生きる希望に繋がると思っていたけれど、問題解決という理想を描けることが希望への近道だったんだ。きっと人間は正の走光性生物、一緒に跳びはねたい。

  • Nyah

    前巻は中学生時代、2巻は通信制高校三年生になった著者の思い。「どのような援助をして欲しいですか?/・笑顔で接して下さい。・わかりやすく、はっきりした口調で話して下さい。・要点をしぼって、短い文章で話して下さい。・指示するときには、1回にひとつだけにして下さい。・僕の言いなりにはならないで下さい。・危ないとき、悪い行動をやりそうになったときには、そうする前に注意して止めて下さい。」/「ここで待って」「ここ」母のは一点、僕のはこの辺り。「ここ」の使用法は多数ある。曖昧な事をその都度判断するのは難しい。

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