東京都練馬区立美術館

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国芳イズム 歌川国芳とその系脈

東京都練馬区立美術館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861525421
ISBN 10 : 486152542X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

師匠「国芳」筆頭に「暁斎」「芳年」門人28名ずずいと勢揃い!!

目次 : 1 歌川国芳/ 2 国芳門人/ 3 河鍋暁斎/ 4 月岡芳年/ 5 小林永濯/ 6 尾形月耕/ 7 山本昇雲/ 8 悳俊彦作品

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ロックイ

    歌川国芳を主人公にした小説を読んでいたため合わせて読んでいました。好きな作品は王道ですが『相馬の古内裏』と『正札附現金男 野晒悟助』どちらも骸骨が出てきますが野晒の骸骨は猫好きの国芳らしい仕掛けがあり見惚れてしまいました。

  • 大臣ぐサン

    2016練馬区立美術館で開催された国芳イズム展の図録。同時期にbunkamuraで開催された国貞国芳展に劣らないボリュームと質の高さ。本展では国芳作品は勿論の事、国芳門下や影響を受けた後続の画家の作品も楽しめるのが特徴。特に明治期に活躍した河鍋暁斎、月岡芳年、小林永濯、尾形月耕、山本昇雲の作品は、終焉期の浮世絵の質の高さを堪能できる。版画作品の解説に比べて肉筆画の解説が薄い印象。肉筆画の質も高いのに、展覧会でも何故か肉筆画コーナーには人が少なかった。肉筆画は一般的には人気がないのだろうか。

  • 新天地

    まず、絵ひとつ一つに力が込められており、特に妖怪退治系の作品が持つダイナミズムが印象に残った。またこの本に登場する絵は元は当時の人々にとって今で言う推し作家によるブロマイドや漫画あるいは画集の様なものであり、当時の作り手達にとっての腕を振るい表現力を競う商品であり、今日の美術・芸術の文化や歴史的価値よりも、何よりも当時の受け手にとっての娯楽であったという事が解説されておりそこに蒙を啓れた。さらに国芳一門の変遷を追うことで絵の構図や技法や題材における流行り廃りや読者の好みの変化が知れるのも面白かった。

  • Tomotaka Nakamura

    今年訪問した練馬の国芳展の図録。芳年ファンが高じて、国芳も好きになりました。猫ブームに乗って猫ものばかりが取り上げられがちですが、超絶技巧に裏付けされた諧謔が心地いい天才作家。

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