東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室

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日本画名作から読み解く技法の謎

東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418142330
ISBN 10 : 4418142339
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京藝術大学の総力を結集したユニークな解説書!最新研究が解き明かす名画に秘められた謎に迫る!面白くてためになる目からウロコの美術指南!

目次 : 第1章 名作から読み解く素材と技法(受容・変容・超越の日本文化/ 絵画の命 色の探求/ 絵画の「骨」線描の愉しさ ほか)/ 第2章 よみがえる名画(模倣と超越/ 「模写」が紡いだ日本の絵画史/ 隠された図像を読み取る ほか)/ 第3章 誰もが知りたい日本画の奥の手(絵を描く前に絵を仕上げる/ スケッチのコツ/ 絵づくりと線描 ほか)

【著者紹介】
宮廻正明 : 1951年島根県生まれ。日本画家。近年イタリアピッティー宮殿近代美術館島で個展を開催。その作品はコンテンポラリーアートとして海外で注目。特許技術による新しい複製画の開発等、新しい文化財保存にも力を注ぐ。東京藝術大学大学院教授、日本美術院同人

荒井経 : 1967年栃木県生まれ。日本画家であるとともに日本画の技法材料を専門とする研究者としても知られ、韓国、中国、台湾の近現代絵画にも造詣が深い。博士(文化財)。東京学芸大学講師、准教授を経て、東京藝術大学大学院准教授

鴈野佳世子 : 1979年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部美術史学専攻を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科にて博士号(文化財)取得。専門は日本絵画の復元と中世美術史。日本学術振興会特別研究員PD、東京藝術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン

    日本画の保存修復や技法の数々を実際の絵画や工芸を通して見せてくれるので興味深かったです。日本画の描き方も記述があるのもいいです。

  • ソングライン

    日本画を鑑賞する機会は少ないのですが、今年の初め東京芸大美術館で宮廻正明画伯の退官記念展覧会を観に行き、その作品のすばらしさに感動し、本書を読んでみました。第1章は主に仏画を例にして日本画の技法を示し、第2章では、最新のデジタル技術と日本画の技法の組み合わせによる、失われつつある壁画などの複製法をわかりやすく解説しています。第3章では、日本画を作成する際のコツを教えてくれます。

  • パイナップルレモン

    岩絵具

  • おはじき

    日本画といっても近代日本画のことではなく、日本美術史全般というよりも、近世以前の仏画が取り上げられていることが多い。タイトル通り概要をなんとなくつかむというよりも、技法にまで踏み込んで解説されていることが多いので、作品の系譜であるとか様式についての解説を求めると期待外れかもしれない。

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