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おはなしのろうそく32 32

東京子ども図書館

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784885691317
ISBN 10 : 4885691311
Format
Books
Release Date
November/2018
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • がらくたどん

    この巻はちょっ怖めの五つのお話。クラッセンの『ドクロ』という絵物語の粗筋を伺った際に、あ昔読んだと思い出したのが最初のお話「しゃれこうべ」辛い養家から逃げ出した少女が迷い込んだ森でお城を見つける。二階からもれる灯。扉を叩くと応えてくれたのはなんとしゃれこうべ。ホットケーキを焼いて一緒に食べてから女の子はしゃれこうべの言いつけ通りにそれを抱いてベッドに。真夜中ふと目を覚ますと頭のない骸骨が〜!最後は定型のめでたしめでたしだが、短いお話の中に一山ふた山のピンチがある面白いお話。骸骨の正体も意外と明快な武勇伝。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    今巻は少し、不気味なお話を収録。「しゃれこうべ」は艱難辛苦に遭っているにも関わらず、しゃれこうべを守り通す少女の気高さが印象深い。「行けざんざんの梨」はリズミカル。だが山梨捥ぎをモチーフにしているだろうこの物語は忠告を守らない者への戒めが強いが為にブラックすぎて怖い。「へびのうらみ」は朝鮮の民話。夜の森や女が願いを叶えさせまいと呪を掛けた時の描写が本当に不気味で恐ろしい。「いかけやと幽霊」は似た民話を読んだ事があるが、ラストはこちらの方が救いがある。そして自分のお金を人々のあげるように頼む幽霊が親切だ。

  • ルカ

    ジョン・クラッセン『ドクロ』の元となった、チロル民話『しゃれこうべ』が収められている。女の子が恐れもせずドクロを胸に抱いて守る姿は確かに印象的だ。『しゃれこうべ』の女の子もなかなか強い。一生懸命に守る姿が健気である。

  • 頼ちゃん

    新しくでていたの知りませんでした。今度ボランティアの方が、「しゃれこうべ」かたってくださるそうで、楽しみです。 あとがきのご夫婦の話がすてきでした。

  • じょうこ

    こわい話特集。「おばけのかぞえうた」が可愛い。

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