東京大空襲・戦災資料センター

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東京復興写真集1945-46 文化社がみた焼跡からの再起

東京大空襲・戦災資料センター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585270287
ISBN 10 : 4585270280
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1945年秋、敗戦直後から活動を開始した幻の出版社「文化社」。戦時中の『FRONT』でつちかった高度な技術を駆使して撮影された大量の写真から、復興する東京を活写した800枚超を集成する。占領期の写真は大半が占領軍側の撮影で、日本人の撮影者によるこの時期の写真は極めて貴重である。そこには、敗戦直後の混乱期でありながら日々復興していく都市の活力が活写されており、現在に繋がる大都市・東京はいかに形成されたのかを知ることができるだろう。

目次 : 1 街道風景1(露店・通行人)/ 2 街頭風景2(駅・商店看板)/ 3 復興祭・行事/ 4 社会事業・戦災者/ 5 教育・文化/ 6 公園・寺社・建物/ 解説・資料

【著者紹介】
山辺昌彦 : 1945年生まれ。東京大空襲・戦災資料センター主任研究員。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は日本近現代史

井上祐子 : 1963年生まれ。東京大空襲・戦災資料センター主任研究員/京都外国語大学非常勤講師。立命館大学国際関係研究科前期博士課程修了。専門は近現代視覚メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • じょんじょん

    1941年12月日本の真珠湾攻撃から始まり、1945年に終戦した太平洋戦争。終戦直後の1945年〜1946年をフォーカスした写真集です。説明によると、従来の終戦直後写真はGHQの提供がほとんどですが、この写真集は日本人が記録した写真で構成されているとのこと。貴重な記録と思います。廃墟といっていい街並みの中にいる人々は終戦の安堵感とこれからという活力感を感じる明るい表情の写真が多い気がします。終戦翌年は自分が産まれる10年前。子供の頃は、この終戦直後の様相を色濃く残す風景であったとしみじみ思いました。

  • たまきら

    戦災資料センターは小さな民間施設ですが、早乙女勝元さんの東京大空襲の聞き取りをはじめ多大な資料を収集している東京の一大拠点でもあります。復興をテーマにしたこの写真集でも、「決して忘れてはいけない」という気骨がぴんとみなぎり、時代が変わっていけどもなくしてはいけない精神をずっしりと感じさせてくれました。素晴らしい資料です。英語キャプションもあり。

  • kaz

    文化社(東方社の後継団体)の写真にみる東京復興。実際には被災者、戦災孤児等が多かったと想像するが、写真は活力が感じられるものが多い。社会の暗部は撮影することができなかったのか、それとも実際に活力に満ちていたのか。生きるのに精一杯だった分、案外、後者の要因もあったかもしれない。和光は戦後の焼跡の象徴とも言え、これが初代ゴジラで登場したことの意味は、現在考える以上に大きいかもしれない。渋谷は現在の繁華街としてのイメージが全然無い。上野の不忍池は水田になっていた。

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