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恐怖とパニックの人類史

東京堂出版

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784490211085
ISBN 10 : 4490211082
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ペスト、金融危機、ホロコースト、気候変動、一党独裁、陰謀論、新型コロナ、AIの進化、トランプ・リスク。私たちを支配し、従わせるものの正体を知る。

目次 : 中世の大疫病―飢餓、ペスト、集団ヒステリー現象/ 恐怖の新時代―宗教改革の混乱、異端の弾圧、魔女狩り/ 力の劇場―絶対君主による恐怖の管理体制/ パニックの植民地化―先住民を襲った暴力・飢饉・疫病/ 自由の専制―革命期の恐怖政治、暴力の激化/ 奴隷のマトリックス―恐怖が支配する奴隷船・植民地/ 群衆に埋没して―都市犯罪、集団暴走、「恐怖症」の増加/ 機械から出た悪魔―人間性を奪う技術主義社会、感電死、「映画恐怖症」/ 大暴落―投機的バブル、恐慌、金融危機/ 塹壕の中の恐怖―第一次世界大戦、砲弾ショック、兵士の犠牲/ 絶滅収容所と独裁者たち―ナチスとホロコースト、スターリンの粛清/ 悪夢のコンテスト―冷戦とベルリンの壁、毛沢東による弾圧、赤狩り、核戦争の脅威、AIとサイバネティクス/ 分裂と崩壊―グローバル化の不安、都市の荒廃、エイズと陰謀論/ 対テロ戦争―9・11の衝撃、国際テロリズム、「恐怖」の政治利用と国家権力の強化/ エコ・パニック―エコ不安と気候変動否定論、終末論的な環境保護主義

【著者紹介】
ロバート・ペッカム : 文化史家、英国王立歴史協会のフェロー。人文科学と科学とテクノロジーの統合を促進する組織Open Cube(オープン・キューブ)の創設者。香港大学の歴史学教授、同大学の人文科学と医学のM.B.Lee客員教授を務めた。ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、キングス・カレッジ・ロンドンでも研究員を務めた。ニューヨーク在住

林久実 : 翻訳者。神戸女学院大学英文学部英文学科卒業。教職を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 於千代

    人類を襲ってきた様々な恐怖。一方で恐怖を巧みに利用し、勢力を拡大してきたものたちも存在。 こうして歴史を通観していくと、歴史を動かしてきたのは恐怖とパニックなのかもしれないな、と思わされる。

  • みんな本や雑誌が大好き!?

    著者は、香港大学の歴史学教授をしていたことがあり、そのときに、本書を書き始めたとのこと。コロナが蔓延しだした頃で、香港大学の教授職を辞めた2021年の夏には「友人たちは当局に執拗に追われ、通信社は次々閉鎖され、反対派の指導者たちは拘束されていた。二、三年ほど前には楽観的な考えであふれていた都市を、恐怖が闊歩していた」と。中世の大疫病から始まり、投機的バブル崩壊の「大恐慌」やナチス&スターリンによる「絶滅収容所」の設置や、冷戦下の核戦争の脅威、エコパニックなど、様々な「恐怖とパニックの人類史」を綴っている。

  • takao

    ふむ

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