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ISBN 10 : 4896602625
Content Description
江戸時代に制定された五街道のなかでも東海道は広重の五十三次を描いた浮世絵などで最も人々に知られています。
箱根までに限定しても、東海道には10の宿場が設置され、行政の中心であった問屋場(といやば)や本陣・旅籠などの宿泊施設、茶店などの飲食店、宿場の人びとの心の支えとなった神社仏閣などにより大変な繁栄をみせていました。
明治維新により日本の近代化が進展するとともに、昔日の面影は次第に失われていきましたが、現在も街道・寺社・建物跡や傍示杭・一里塚・石碑などの史跡が残されており、またいくつかの宿場跡にある交流館などによって過去から現在までを知ることができます。
本書は東海道の江戸よりの10宿(品川宿、川崎宿、神奈川宿、保土ヶ谷宿、戸塚宿、藤沢宿、平塚宿、大磯宿、小田原宿、箱根宿)に日本橋と箱根八里を加えた各エリアの成り立ちや当時の様相、江戸期におけるトピックなどを、研究者や宿場観光に精通した案内人が解説してくれます。
鶴見・二宮などの間の宿も含めて、今もたどることができる史跡・遺跡はもちろん、当時から継承されている名物料理や特産菓子、往時の繁栄を想像させる石碑や掲示物、変わることのない信仰の地や雰囲気を今に伝える名店を、各宿場を熟知しているガイドとともに歩きつくすことができます。
最後に横浜開港資料館館長の西川武臣が東海道の開設から明治維新までの(日本橋から箱根までの)歴史を解説する。
街道歩きに携行する1冊としてはもちろん、駅伝観戦のお供にも役立つ1冊です。
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